連合滋賀が春闘開始宣言大集会
【全県】 日本労働組合総連合会滋賀県連合会(連合滋賀、大津市松本2)が9日、大津市民会館(同市島の関)で「連合滋賀2025春季生活闘争開始宣言大集会」を開催し、「みんなでつくろう!賃上げが当たり前の社会」をスローガンに集った組合員ら約1300人が気勢を上げた。
連合滋賀では例年、春闘に向けて結束を固める集会を3月に実施してきたが、機運醸成の流れを少しでも早くすることを目的に、今年から春闘開始宣言の時期に合わせた集会を企画した。
連合によると、昨年の春闘の結果、全国で33年ぶりとなる賃上げを達成したが、中小企業は目標としていた賃上げ率5%台を達成できず、大企業との格差が広がった。また、物価高に追い付いていない賃上げへの対応は喫緊の課題となっている。
集会の最初にあいさつした白木宏司会長は「まだまだ私たちの生活が苦しい状況は変わらない。そんな中で迎える春闘、しっかりと団結し、対応していく」と述べた。
続けて、白木会長は(1)賃金引上げの定着(2)中小労組への波及拡大・すそ野を広げる(労組組合の無い職場へ波及を!)(3)適正な価格転嫁・適正取引の着実な推進(4)デフレマインドからの脱却、社会的規範・ノルム(社会的慣習意識)を変える――の4点を今年の春闘での重要ポイントとして挙げ、「経済社会の新たなステージを定着させるべく、全力で賃上げに取り組み、社会全体への波及を目指す。目標賃上げ率を賃上げ分3%以上、定昇相当分2%以上の計5%以上とし、特に中小においては格差是正分を積極的に要求するため、5%に1%を加えた6%以上を目指す」を目標として示した。
集会では、様々な立場の組合員や連合議員団の代表者らが春闘へ向けての思いを語り、今夏に実施される参議院議員選挙で各産別が推薦する比例候補10人の紹介が行われた。また、参院選滋賀県選挙区では、現在、支援政党の立憲民主党、国民民主党がそれぞれ予定候補者を擁立していることを踏まえつつ、▽候補者選定を早期に行う▽滋賀は1人区であることに鑑み、連合本部方針のもと、連合滋賀として候補者の1本化に向けて調整を進める▽連合滋賀に結集する全産別組織が一体となって取り組む――とする方針を確認し、19日に連合滋賀と両党公認内定予定候補者それぞれとの対話会を開催、28日の執行委員会で連合滋賀推薦予定候補者を機関決定し、3月上旬には連合滋賀推薦予定候補者との政策協定調印と決意表明会を予定していることを発表した。
連合滋賀では春闘に関連する主な取り組みとして、昨年から実施している地方版政労使会議を今年も17日に実施することに加え、連合本部が27日に実施する全国一斉アクションに呼応し、県内でも4か所で街頭集会を実施する。







