町中心核交流・文教ゾーン整備事業に注力
【竜王】 竜王町はこのほど、2025年度当初予算案を3月定例町議会に上程した。
一般会計は過去最高規模の122億2千万円(前年度比34・3%増)で、町政施行70周年を迎える節目の年として、物価高騰や社会保障関係費の増大による厳しい財政状況であるものの、国、県などの補助金やふるさと納税寄付金を活用しながら町中心核交流・文教ゾーン整備事業や国スポ開催に向けた取り組み、子育て支援などの予算を大きく盛り込んだ。
特別会計は25億791万円(12・2%減)、企業会計は15億1958万円(10・1%減)。
歳入の主な内訳は、柱となる町税のうち、個人町民税は5億9600万円(0・7%減)、法人町民税は3億1200万円(13%増)を見込み、固定資産税は21億7900万円(3・6%増)と微増。町税全体では32億5521万円(2・8%増)となっている。
また、国からの仕送りである地方交付税については、法人町民税の減収によって普通交付税が交付となる見込みで、特別交付税と合わせ2億円。このほかの歳入は国庫支出金14億7281万円(27・9%増)、県支出金9億699万円(43・5%増)など。
町債は24億4590万円(70・1%増)を新たに発行し、年度末の残高見込み額は95億8288万円(43・2%増)となっている。
不足分は繰入金として、財政調整基金6億1577万円、教育厚生施設など整備基金2億7260万円、竜王小学校改築基金2億9665万円を取り崩す。
一方の歳出は、「活力あふれるまちづくり」、「安心して暮らせるまちづくり」、「みんなで進めるまちづくり」の3つの基本方針に沿って配分した。なお、主な事業は次の通り。
【活力あふれるまちづくり】▽新・竜王小学校の建設と開校に向けた準備28億9945万円、▽学童保育所の建設3億3570万円、▽「交流・文教ゾーン」の造成および道路・公園工事など2億4127万円、▽町制70周年にかかる記念事業実施1593万円、▽竜王らしい農村環境の整備および担い手の確保、育成7228万円、▽安全な通行を確保するための道路・橋梁維持管理9540万円、▽幹線交通および地域内交通などの維持、確保6220万円▽まちの魅力発信と定住・移住の促進1092万円、▽ふるさと納税の推進5億7339万円。
【安心して暮らせるまちづくり】▽小中学校の給食費無償化5246万円(町外通学者は町内通学者と同額を助成)、▽病児保育室の確保やこども医療費助成など妊娠期から子育て期までの切れ目のない子育て支援8129万円、▽「りゅうおう健康ベジ7チャレンジ」などいつまでも元気でいられる地域づくりの推進9446万円、▽孤立、貧困、疾患など複合的な困りごとに対応する地域まるごと包括支援2397万円、▽竜王町子ども療育事業所「たっぴー」の移転整備8053万円、▽教育施設および教育環境の計画的な整備と充実8564万円、▽教職員の働き方改革やスクールサポートスタッフ、部活指導員の配置など学校、園組織力向上1683万円、▽生涯学習の推進1億993万円、▽文化の振興と文化財保護、活用の充実2736万円、▽国スポ開催およびスポーツ拠点施設の整備6億5848万円、▽地域防災力の強化に向けた消防設備の更新1002万円。
【みんなで進めるまちづくり】▽自治会活動への支援と地域コミュニティの活性化4858万円、▽デジタル技術を活用した行政サービスの推進1億1452万円。






