小椋市政4期目で初の政策的経費 産業用地開発、100畳敷大凧製作支援など
【東近江】 東近江市は29日、小椋市政4期目で初めての政策的経費を盛り込んだ6月補正予算を発表した。6月2日開会の市議会6月定例会に提出する。
2月に市長選があったため今年度当初予算は「骨格予算」として554億円で編成していた。今回の政策的経費を「肉付け」した補正予算21億6700万円と当初予算を合わせた予算総額は、昨年度当初比で28億6700万円増の約575億6700万円となり、過去最大となった。これは社会保障費や人件費などの増加によるものとしている。
同市は予算編成の重点として、(1)地域経済の活性化と観光振興、(2)地域農業の発展、(3)都市基盤整備と歴史・文化・伝統の磨き上げ、(4)切れ目のない子育てのための環境づくり、(5)福祉政策と地域医療の充実―に置いた。
主な内容は次の通り。( )内は、新=新規、物=物価高騰対策。
【地域経済の活性化と観光振興】1口1万円で1万2千円分の買い物ができるプレミアム付三方よし商品券(利用期間12月―来年2月)1億1370万円(物)、▽企業誘致の促進を目的に県と連携して開発する産業用地(同市鈴町・蒲生大森町)の測量などを実施する企業立地促進対策2424万円(新)
【地域農業の発展】政所茶の生産振興を図るため農協の茶工場(政所町)の機械更新に対して補助する特産品生産振興6160万円(新)、▽農地の大区画化や用水整備、スマート農業に向けて今年度から始まる国営土地改良事業への積立金5千万円(新)
【都市基盤整備と歴史文化伝統】中心市街地にぎわい創出のため八日市駅の東西連絡通路整備に向けた基本設計4千万円と延命公園再整備の測量・基本設計3850万円、▽伝統文化を継承するため100畳敷大凧製作の補助(材料費など)100万円(新)、▽文化スポーツ部庁舎(旧農業管理センター)を改修し、市及び市の外郭団体が入居する合同庁舎として活用する公有財産管理事業5億5517万円(新)、▽市内の重要文化財・市指定文化財の仏像を集結し多彩な魅力を発信する「東近江市の仏像展」540万円
【子育て環境】学童保育所物価高騰対策支援交付金410万円(物)、▽保護者の負担軽減を図る給食費物価高騰対策支援7893万円(物)、▽五個荘・朝桜中学校の体育館空調設備設計660万円(新)
【福祉政策・地域医療】障害福祉サービス事業所物価高騰対策支援給付金2745万円(物)、▽介護サービス事業所物価高騰対策支援給付金5242万円(物)、▽医療機関物価高騰対策支援給付金3050万円(物)






