武佐コミセンで7日まで むしゃりんどう保存会
【近江八幡】初夏の訪れを告げる野草「むしゃりんどう」の第25回展示会が、近江八幡市の武佐コミュニティセンターをメイン会場に開かれている。7日まで。
むしゃりんどうは、りんどうの花に似たシソ科の多年草で、同市武佐町で自生種が発見されたことからその名がついたと伝えられ、近江八幡市の「初夏の花」に制定されている。また、環境省の絶滅危惧種第2類にも指定(2007年)されている。
素朴で可憐な美しさに人気があり、地元の愛好者団体「むしゃりんどう保存会」が、ふるさとの野草として種の保存と栽培の普及活動に取り組んでいる。
先月31日から展示が始まった武佐コミュニティセンター玄関前には、保存会会員(22人)から持ち込まれた鉢植え約200鉢や武佐こども園で園児たちがプランターで育てたむしゃりんどうが並べられ、白、紫、淡ピンク色の花々が美しさを競い合っている。
展示は、西生来、武佐地区の中山道沿いの会場や末広会館にも合わせて100鉢が並べられている。
保存会会長の成田傳良さん(73)は「今年は、花の開花時期に高温、低温の気候の変化により成長が早かったものと遅かったものがあり、中には、鉢全体の3分の1程度枯れた花苗もある世話の難しい年になりましたが、郷土の大切な草花なので愛情込めて育ててきました。水管理に目が離せない、もともと栽培が難しい草花で、難しいからこそ育てるおもしろさや楽しさがあります。会員の高齢化が進み、私が一番若いですが、むしゃしんどうの良さを広く伝えていきたい」と話している。
同センターの入り口前の展示会場には、むしゃりんどうの成長のようすや栽培方法などを解説した写真パネル展も開かれている。







