沿線をリアルに再現したジオラマ 体験コーナーや台湾鉄路コーナーも
【東近江】 八日市駅2階の「近江鉄道ミュージアム」がリニューアルオープンした。ミュージアムから沿線10市町の魅力を発信することで、幅広い年代に鉄道を利用して、沿線各地へ足を延ばしてもらうのが狙い。
リニューアルの目玉は、子ども目線で楽しめる、近江鉄道の3路線と彦根城などの沿線の名所をリアルに再現したジオラマだ。
ボタンを押せば電車が走行する仕掛けで、本線(米原―貴生川間)は青色の300形の車両、多賀線(高宮―多賀大社前間)は黄色の800形、八日市線(八日市―近江八幡間)は青色の車体に白いラインの入った100形が走る。
さらに、彦根城や東近江大凧などの沿線市町の観光名所をリアルに再現している。
マップのパネルには、10市町の観光スポットが紹介され、各市町の二次元コードを取り込めば観光協会のホームページにつながる。
また、近江鉄道の歴史と現在を知るコーナーは、実際に車内で使用していた行先表示器を操作できたり、近江鉄道の歴史や、昨春から近江鉄道線で導入された公有民営方式による上下分離を学べる。
上限分離とは運営見直しの手法で、近江鉄道(本社・彦根市)のインフラ維持管理にかかる経営負担を軽減するため、鉄道施設などのインフラは近江鉄道管理機構(県と沿線10市町が負担)が担い、近江鉄道は車両運行に専念する。
このほか、台湾鉄路との姉妹協定が5周年を迎えるにあたり、台湾コーナーを新設し、同国の鉄道文化を紹介している。
運営する近江鉄道の担当者は、「ミュージアムで沿線10市町の魅力を見て、鉄道に乗って、沿線地域で観光を楽しんでほしい」と、PRしている。
無料。年中無休で、時間は午前10時~午後4時。ミュージアムは八日市駅2階にあるため、列車に乗車しない場合、同駅改札で駅員に声かけして、記念入場券を受け取って入館する。







