救命ボートの操作など愛知川上流で確認
【東近江】 出水期に入り、局地的な豪雨や台風による水難事故に備えようと、八日市消防署は18日、流水救助訓練を愛知川上流(東近江市永源寺高野町)で実施した。
出水期の水難事故は、全国で488件(昨年7~8月)あり、水難事故に遭った人は601人(うち河川は200人)だった。東近江市では、2022年夏に豪雨による水難事故が2件発生している。
訓練では、流れが激しい増水時を想定し、救命ボートが流されないように両岸に張ったロープにつなげた上で、両岸の隊員がロープでボートを操作して、要救助者に見立てた川中のブイに進める訓練を行った。
このほか、要救助者役の隊員に「スローバック」と呼ばれる水に浮くロープを投げ入れて岸まで引き寄せたり、要救助者と隊員が川下へ流されないようにするバックアップラインを浮力のあるロープで水面に設定する訓練が行われた。
同消防署の担当者は、「水難事故が発生すれば素早く対応できるよう、実際に川で訓練することで動作を確認することができた」と述べるとともに、市民への啓発として「線状降水帯やゲリラ豪雨の気象情報に注意するとともに、天候が急変する前兆として上空が急に暗くなった、雷鳴が聞こえる、落ち葉や流木、水温が急に冷たくなるなどがサインになるので、安全な場所に避難してほしい」と、呼びかけていた。







