近江商人博物館で企画展
【東近江】 江戸時代以降に活躍を広めた近江商人に関する古文書など、地域住民らから寄贈があった資料を集めた「博物館のニューフェイス」が、近江商人博物館(東近江市五個荘竜田町)で開かれている。
同博物館では、地域の歴史や文化、環境、暮らしなど後世に伝える価値のあるものや郷土学習に活用できるものを、博物館資料として迎え入れ、展示や講座などを開いて広く伝えている。今展では、近年寄贈のあった古絵図や古文書、掛け軸、扁額、考古資料など多様なジャンルの資料111点を展示。そのほとんどが初公開で、これから脚光を浴びるかもしれないニューフェイス資料として紹介している。
会場では、「里の景色がよみがえる古絵図」「近江商人を語るものたち」「地域の営みが見えるあれこれ」の3つのテーマに分けて資料を展示している。近江商人にゆかりある資料では、商人としての心構えを示した家訓や、取引を記録した勘定帳、商業活動や奉行とのやり取りといった当時の暮らしぶりが垣間見える近江商人家に伝わる貴重な文書などもある。そのほか、近江商人にゆかりある画人らの作品も紹介。
担当する上平千恵学芸員は「多様な資料が見どころ。磨けば光る地域のお宝。地域の歴史文化のさらなる魅力に興味を持ってもらい、市民の皆さんと一緒に活用しながら次の世代に伝えていければ」と思いを話す。
展示は29日まで。入館料300円、小中学生150円。月曜日休館。問い合わせは、近江商人博物館(TEL0748―48―7101)へ。








