沙沙貴神社で「茅の輪くぐり」半年の節目、夏を乗り切る
【近江八幡】近江八幡市安土町常楽寺の沙沙貴神社(岳眞杜宮司)で22日、「水無月夏越の大祓」の神事が行われ、参拝者が境内に設置された茅の輪をくぐり真夏の無病息災を祈願した。
佐佐木源氏の氏神として知られる同神社に県内外から佐々木の姓を継ぐ全国佐々木会の有志と氏子ら合わせて20人が参拝した。
午前11時からのお祓いのあと、参拝者全員で「大祓詞(おおはらえのことば)」を奉上し、自分や家族の名前を記した人形代(ひとかたしろ)に3回息を吹きかけたあと、岳宮司の後に続いて3つの和歌を唱えながら、人形代を手に持ち拝殿前に設置された直径2・5メートルの茅の輪を8の字の列になって3回くぐった。
茅の輪は、神社役員らが西の湖のマコモやヨシを刈り取って作ったもので、輪をくぐることで疫病や罪、けがれが祓われるといわれている。神事では、全国の佐々木姓の信者から寄せられた約500人分の人形代も唐ひつに納めて茅の輪をくぐり、夏が健康に過ごせるよう祈願した。30日午後6時から氏子や一般参加の茅の輪くぐり神事が行われる。
境内には、左足から入って茅の輪をくぐり、8の字に1回目左回り、2回目右回り、3回目左回りの順に歩き、1回目には「思ふ事 皆つきねとて麻の葉を きりにきりても祓(はら)ひつるかな」、2回目には「みな月の なごしの祓(はらえ)する人は 千年の命のぶと云ふなり」、3回目は「宮川の 清き流れに禊(みそぎ)せば 祈れる事の叶はぬはなし」の和歌をうたいながらまわる茅の輪くぐりの作法を教示した分かりやすい案内文が設置されている。







