料理専門家を市に派遣 食材の魅力を発信
【近江八幡】近江八幡市は1日、国内外に料理教室を展開している(株)ABC クッキングスタジオと連携協定を結び、食を通した地域づくりおよび地域全体の活性化の取り組みをスタートした。
ABC クッキングスタジオは、料理やパン、ケーキづくりを学べる料理教室で、1985年11月、静岡県藤枝市でキッチングッズの販売店を併設した料理教室を始めたのが始まり。関東地域の都市部で料理教室を展開して人気を集め、香港、台湾、韓国に進出。現在は、国内およびアジア8か国にあわせて106か所の料理教室(スタジオ)を開設し、のべ会員数約170万人を数える。県内には、草津市に「草津エイスクエアスタジオ」がある。
協定は、同社から市に提案して実現。企業や自治体に人材を支援する事業の一環で、同市へは草津市のスタジオから社員1人を7月1日から3年間派遣し、地域食材の魅力向上や販路拡大など食を通じた地域活性化に取り組む。市は、総務省が推進する「地域活性化起業人」として迎え入れた。
同日、市役所で行われた連携協定締結式で小西理市長は「本市の魅力ある食材を、いかに付加価値をつけて消費者に提供していくかは、まちの未来を考える上で大きなテーマであります。今回の連携協定がこうした課題の解決にお力をいただけることに感謝します。この関係が長く続き、実になるよう市としても取り組んでいきたい」と期待を寄せた。
志村なるみ代表取締役は「スタジオはことし11月に開設40年を迎えます。(地域の)魅力ある食材を活用して、期待に応えたい」と話した。
草津市のスタジオから市に派遣された辰已茉莉花スタジオプロデューサー(33)は「近江八幡の地域食材を使ったメニューづくりや湖魚料理の紹介にも取り組みたい」と話した。
市では、連携協定の取組みの一つとして市内のコミュニティセンターで24日から8月22日まで同スタジオの「キッズ 1Dayレッスン」を催す。
4歳~小学6年生までの子どものみを対象にしたお菓子づくり教室で、オレンジ風味の「マフィン(小型のパン菓子)」を4つ作り、持ち帰る。各日午前10時からと午後2時からの2回。1回約90分。定員各回8人(先着順)。参加費3850円。参加申込は、市ホームページから(QRコード参照)。








