「観る」「体験する」「つなぐ」切り口に中学生の発表や平和学習、コンサートなど
【東近江】 平和を祈念する日事業「平和祈念week2025―戦後80年 未来へつなぐ平和の願い」が、「終戦の日」である15日前後、東近江市下中野町の県平和祈念館で開催される。入館・参加無料。ただし、17日の映画上映は事前予約制。
「観る」「体験する」「つなぐ」を切り口に、平和学習講座、児童合唱ミニコンサート、同館ボランティアグループ発表会などを通じて、平和について考える。今年は、能登川中学校3年生が戦跡訪問で学んだこと、感じたことを発表する。問い合わせは同館(TEL0749―46―0300)へ。
主な内容は次の通り。
【11日】
▽卒業論文成果発表(午前9時45分)=廣瀬絵理さん(2025年3月、県立大学卒業)。「滋賀県の平和教育について―滋賀県平和祈念館の歴史と取り組みにみるダークツーリズムの批判」。
▽ボランティアグループ発表=演劇「南樺太のさくら 悲痛の叫び」(午前10時半)、戦時食再現「戦中戦後の食糧難とじゃがいも飯」(午後0時半)、手紙朗読「能登川 その銃後の暮らし―昭和十九、二十年度日誌 乙女浜区長事務所を通じて」(午後2時)、平和塾・つなぎ人「活動報告」(午後3時)。
【15日】
▽中学生の知覧学習成果発表(午前10時半)=能登川中学校3年生2人が、多くの特攻隊員が出撃した鹿児島・知覧を今春訪れて学んだこと、感じたことを発表する。
▽八日市児童合唱団スマッシュ合唱(午前11時)=幼児~高校生の21人が、合唱を通して平和の尊さを伝える。
▽黙とう・平和のメッセージ(正午)=戦没者の冥福と平和を祈って黙とうをささげた後、朝倉敏夫館長による次世代に向けた平和のメッセージ。
▽平和学習を受けてみよう(午後1時半)=学校や団体向けに実施している平和学習が体験できる。兵士が着用した鉄かぶとや焼夷弾などの実物資料に触れながら、戦時中の滋賀県について学ぶ。
▽学芸員による展示説明会(午後2時半)=開催中の展示「記憶の中の戦場・中国・滋賀県出身の兵士が見た戦場と平和の灯」のポイントをギャラリートークで紹介する。
【16日】
▽戦争遺跡・戦争証言動画上映会(午前10時)=今年3月製作の「滋賀に残る戦争遺跡 湖東編」と「戦争証言2024」の上映。
▽平和学習講座「映像でつなぐ戦争体験と平和―戦争体験者証言映像・戦争遺跡の制作者から―」(午後1時半)=同館のシリーズを手がけた由堅太郎さん(元NHKエンタープライズ近畿総支社エグゼクティブプロデューサー)と松山秀行さん(同社委託ディレクター)が制作者の思い、責務を通して、過去・現在を映像でつなぐ重要性を話す。
【17日】
▽ 映画「オッペンハイマー」上映会(午前9時半、午後1時半)=午前・午後各部80人。電話で事前予約が必要。定員に達し次第、受け付けを終了する。米国の原子爆弾開発計画を指揮した科学者の栄光と没落の人生。







