県内高校新聞部が知事記者会見に挑戦
【県】 県内10校の高校新聞部がこのほど、大津市京町4の県危機管理センタープレスセンターで三日月大造知事の記者会見に挑戦した。高校生記者らからは多岐にわたる県政の課題や高校生活の改善などについて県の施策や知事の見解を問う質問が挙がった。
県では、県政広報PRの一環として、県内の高校新聞部が発行している校内新聞を一つの媒体ととらえ、高校生が、高校生の視点で、高校生を対象に県政広報を行う機会と、県内の高校生が社会課題に関心を持ち、未来に向けた解決策を考え、主体的に行動するきっかけになることを目的に毎年、県内の高校新聞部の代表者らに対する記者会見を実施している。
今回参加したのは、東大津高校(大津市)、石山高校(同)、膳所高校(同)、彦根東高校(彦根市)、虎姫高校(長浜市)、長浜北星高校(同)、八幡工業高校(近江八幡市)、守山高校(守山市)、甲西高校(湖南市)の県立高校9校と私立比叡山高校(大津市)の計10校の新聞部員ら。各校から2~8人までの代表記者計44人が出席した。
会見には各校が事前に知事へ聞きたい質問を用意して臨んだ。
冒頭、三日月知事と記念撮影後、知事から参加者それぞれに名刺が配られると、そのままテーマを定めずに質疑応答の時間となった。
各高校新聞部からは、「近江鉄道を公有民営の上下分離とした理由」(甲西高校)、「CO2ネットゼロの進捗状況と水素エネルギーの利用について」(虎姫高校)、「観光資源の維持について」(比叡山高校)、「人口減少、高齢化社会の中での滋賀県への移住対策について」(石山高校)、「県内高校の購買の存続施策について」(膳所高校)など、様々なテーマについて質問が挙がり、それら一つずつに対して三日月知事が見解を述べた。
記者会見はおよそ1時間かけて行われ、その時間でもまだ聞き足りなかったことについて、県の担当課へより具体的な質問を投げかける高校生記者の姿もあった。
参加した県立八幡工業高校新聞部では、「南海トラフなどの災害時の広域避難についてと災害に向けた耐震補強などの県の取り組みについて」と「高校での学習に関し、タブレット使用の際の無線通信環境の充実について」の2題を質問として用意。特に災害時の県の対応について繰り返し知事に質問した。
会見後、滋賀報知新聞の取材に対し、今回が2回目の参加だったという同校3年の西田羽駈部長は「身近なことについて県がどうしているのかは伝えていかなければならないと思った」、1年の辰巳翔哉さんは「自分たちの質問に知事がしっかり準備してきてくれていたと感じた」、同じく1年の寄元梨花愛さんは「知事が答えてくれたことを踏まえて、自分たちに何ができるかを考えていきたい」と述べた。






