フードリサイクルエコ農法の新鮮な季節野菜と加工品
【近江八幡】企業や家庭から出る食品廃棄物を有機肥料素材として有効活用し、食品ロスをめざしたフードリサイクルエコ農法に取り組んでいる「(株)近江園田ふぁーむ」(近江八幡市野村町2504―1)で育った多品種の野菜や米など農産物の直売所が19日から3日間、プレオープンし、近所の人々や常連客などが訪れた。
同ふぁーむは1981年、有機質資材を使った「農地を守る土づくり」や「(消費者に)届けよう一つ上のご満足」をモットーに新しい営農をスタート。2003年に環境こだわり農産物認証を取得し、翌年から循環型農業への取組みをスタートさせ、2008年に有機栽培の環境こだわり米「えんこう米」を商標登録。2013年に法人化した同ふぁーむのブランド米として販売を始めた。
水稲は、ふぁーむ全体の栽培面積約282ヘクタールのうち95ヘクタールで、麦、大豆、野菜などの路地栽培にも力を入れている。
直売所は「野菜や米は、どこで購入できますか」という声が多くなったので開設。プレオープンではオクラ、ナス、バターナッツカボチャなどの夏野菜や米、平飼いの鶏卵、味噌、大豆や玄米のポン菓子製品などを並べて販売。野菜にはおいしく食べられる調理法の説明書きも添えた。
直売所開設に取り組んできた企画部チーフマネージャーの飯盛加奈子さん(44)は「原材料から全て自社で作っているので、自信を持って食べていただけます。段ボールコンポストの生ごみ堆肥の受け入れ先が少ないのが現状で、特にマンションなどで取り組んでおられる方から(自社に)持っていきたいという声を聞いています。直売所が家庭から出る生ごみ堆肥の受け入れ窓口になって、食品資源の有効利用と循環に役立てればうれしい」と話している。
直売所は、9月5日にオープンし、毎週月、水、金曜日の午前10時から午後3時まで営業する。
段ボールコンポストなどを使って堆肥化した家庭の生ごみを持ち込むと販売品と交換するサービスも行い、食品資源の循環とフードリサイクル農業の促進をめざす。問い合わせは、同ふぁーむ(TEL0748―36―6518)へ。ホームページは二次元コード参照。








