市庁舎整備工事5億2547万円増額 総合医療センターは赤字決算
【近江八幡】近江八幡市の9月定例市議会が先月29日に開会され、市当局から令和6年度一般会計、特別会計、事業会計の決算など予算認定10件、令和7年度一般及び特別会計の補正予算6件、条例の一部改正4件、工事請負契約2件、財産取得の議決3件、先決処分1件の計26議案と報告案件2件を提案し、審議に入った。
会期は22日までの25日間で、きょう9日から11日まで個人質問、11日から特別委員会、各常任委員会が開かれる。
令和6年度の会計決算案件のうち、一般会計は歳入523億9536万3千円、歳出512億9868万5千円で、実質収支額は6億479万5千円の黒字決算とした。
同年度総合医療センターの病院事業会計決算は、収益的収支150億9229万1309円で前年対比1・4%減、同支出は162億853万3915円で前年対比7・0%増となり、収支差11億1624万2606円の赤字決算となった。
入院患者延数は11万9972人(1日平均329人)で前年対比1・4%減、外来患者延数は21万1699人(1日平均871人)で前年対比0・1%減となった。赤字の要因は、昨年度に引き続き、物価高騰や人事院勧告による賃上げなど、事業経費の増加を挙げている。
令和7年度の一般会計補正予算案は、4億7182万8千円を追加補正し、総額537億3119万円に増額する。
主な事業は、自治会加入促進等の地域活性化を目的とした新規事業を補助する「がんばる自治コミュニティ事業」100万円、JR近江八幡南口前でのクリスマスマーケット開催への支援金140万円、ヴォーリズ来日120年記念事業「ヴォーリズ足跡旅考」の参加旅行費214万7千円(議会)、小規模保育所及び家庭的保育所への給食食材費一部補助240万8千円、市道改良事業費3270万円、河川改良整備事業費2670万円、中央第3児童公園遊具等の改修費2600万円、アクティ近江八幡の起業支援施設運営計画策定費2014万4千円、通学路安全対策施設整備事業費994万1千円、沖島での森林環境学習「やまのこ事業」420万6千円などがある。
条例の一部改正では、北里ふれあいホールを来年4月1日から北里コミュニティセンターの一部として供用を開始するための改正、新庁舎の完成に伴い市民保健センターを健康診査、各種健診等の場として利用するための改正などがある。
このほか、消防ポンプ車を購入し市消防団島分団に配備する財産取得や市庁舎整備工事の建築資材価格の高騰や労務費の上昇、燃料費の高騰に伴う輸送コストの増加など踏まえ、契約金額を5億2547万円追加し、71億7497万円とする追加議案もある。
議案のうち、先決処分、南別館の改修工事請負契約、切り通し舟だまりの防波堤整備工事の請負契約、小中学生に1人1台、タブレット端末を貸与する端末購入の財産取得については、開会日に可決された。






