残暑続く炎天下の通学路 JA東能登川が全校児童に配布
【東近江】 熱中症などが心配される危険な暑さから児童たちを守ろうと、JA東能登川から地元の能登川東小学校に全校児童(365人)分となる370本の日傘が寄贈された。
JA東能登川では地域の子どもたちの支援になればと、地域貢献活動の一環として同校に必要な用具の寄付や、田んぼや食育教室といった出前授業などを毎年実施している。今年6月から7月にかけて、気温35度前後の厳しい暑さと強い日差しの中で登下校する児童らを見かね、今回、折りたたみの日傘の寄贈を決めた。
同校によると、通学距離は長くて3キロ以上ある児童もおり、その場合1・2年生はバス通学だが、3年生以上は徒歩で登下校している。また、これまで日傘を使用していた児童は全体の2割から3割程度だという。
楠本晃久教頭は「下校中は日陰で休憩を取るよう細かく声かけし、下校前に児童たちに水筒の残量もチェックするようしている。また地域ボランティアさんや教員で見回りも行っている。この時期の熱中症は本当に心配」と登下校中の暑さ対策を語る。今回の寄贈を受け「田んぼが多く日陰が少ない地域もあり非常にありがたい。日傘の有効性を実感し、熱中症対策について自ら考え行動する児童が増えたら」と期待を寄せている。
日傘は2学期の初めに全校児童に配布され、児童一斉下校の10日、残暑の日差しが厳しいなか、班ごとに分かれた児童たちは色違いの日傘を差して家路についていた。6年生の加藤智裕さんは「学校に日傘を持っていくことは少なかったけれど、使う機会ができた。日差しも遮り涼しくなるのでとても助かる」と笑顔で話した。
JA東能登川の川南誠孝組合長は「暑さが厳しいなか有効に活用してほしい。今後も地域の子どもたちのために貢献していけたら」とコメントした。







