「いのち輝く未来社会」に触れる 創立70周年ツアー約130人
【東近江】 八日市商工会議所は11日、創立70周年を記念し、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマにした大阪・関西万博ツアーを会員対象に開催し、会員約130人が参加した。
世界の最新技術や文化に触れることで、持続可能な平和で豊かな社会を次の時代へどう伝えるのか思いを巡らせるとともに、会員相互の交流を深めた。
一行がまず訪れたのは、会場最大級の全長150メートルのパビリオン「未来の都市」。国内12の企業や団体が、技術や知恵によって社会課題をどう解決するのか提案する。
ハイライトの一つが、高さ6メートル、幅15メートルにわたる大型スクリーンを設置したシアター。2035年に暮らす子どもからSOSを受け取り、来館者がスマートフォンを使って「食」などのテーマごとに今できる取り組みを選択し、未来が変化する様子を体験した。
続いて向かったのは、「愛」がテーマのフランス館。入館して早々、高級ブランド「ルイ・ヴィトン」のトランクが壁一面に迫る映像がお出迎え。さらに天井高く展示された無数の真っ白な大小のドレスに、同国の手づくりの美を感じた。
最後にインパクトを受けたのは、日仏で著名な宗教の聖地、モンサンミッシェルと厳島の真っ白な模型をしめ縄で結んで表現した、しゃれっ気のある展示で、両国友好と伝統文化の継承をアピールしていた。
ツアーの締めくりは、関西パビリオン内にある滋賀県ブース。展示テーマは、「Mother Lake~びわ湖とともに脈々と~」。
メインは、高さ3・5メートル、幅11メートルの壁一面をスクリーンにしたパノラマ映像で、県内の名所や寺社、自然の豊かさを約20分で紹介していた。県内19市町を約1年かけて撮影したもので、東近江市からも百済寺や太郎坊山をバックに田園の中を走る近江鉄道の風景などが詩情豊かに表現されていた。
さらに映像に華を添えるのが、直径4・5センチのアクリル球450個が映像内容と連動して空間を動く世界初の空間アート装置「キネティック・ライト・ビジョン」。色や動きで、琵琶湖のさざ波、紅葉の赤、桜のピンクを表現していた。
会場案内を務める県担当者は、「展示を通じて、滋賀県に行ってみたいと感じてもらえれば」と期待していた。









