蒲生図書館 10月12日まで
【東近江】 東近江市立蒲生図書館(同市市子川原町)で企画展示「野口謙蔵素描展Part2」が開かれている。10月12日まで。
野口謙蔵(1901―1944)は、蒲生郡桜川村綺田(現・東近江市)の出身で、東京美術学校(現東京芸術大学)洋画部に入学し、在学中は近代日本洋画の巨匠である黒田清輝や、のちに同校校長に就任した和田英作などに師事して頭角を現し、画壇で活躍した。
同展では、そんな野口謙蔵の魅力を広く市民に知ってもらおうと、作品の中でもあまり見る機会の少ないスケッチ(素描)に注目。市内複数人が個人的に所蔵している油絵や年賀状、色紙をはじめ、県立美術館蔵の油絵の元になったスケッチなど計16点を展示している。また会場では、同図書館が抜粋した、画家や歌人(前田夕暮や米田雄郎など)による「野口謙蔵評」も掲示している。
同図書館は「野口謙蔵といえばダイナミックな構図の洋画などのイメージも強いが、この企画展では若い頃の作品など雰囲気の異なるものが集まっている。地元に根差して描いておられた画家なので、ぜひその魅力を知っていただきたい」と話している。
同図書館の開館時間は午前10時~午後6時。月・火・祝日の翌日は休館。
問い合わせは蒲生図書館(TEL0748―55―5701)へ。








