「育て」、「収穫し」、「食べる」体験学習の一環 昔ながらの手作業で食の大切さ学ぶ
【竜王】 竜王町立竜王小学校の5年生児童52人は22日、「たんぼのこ体験事業」として小学校近くの田んぼで稲刈りを体験した。残暑の日差し厳しいなか、児童たちは鎌を使って昔ながらの収穫作業に汗を流し、脱穀までの一連の流れを学んだ。
この取り組みは、「育て」、「収穫し」、「食べる」という一貫した体験学習を通して農業への関心を高め、生命や食べ物の大切さを学ぶことを目的に、同町が町内の小学5年生を対象に授業内で実施している。
当日、児童らは5月に田植え体験をした田んぼ(0・46反)を訪れ、田んぼの持ち主で「たんぼのこ応援団」である福田清次さんから収穫作業について説明を受けてから、稲の根元の部分をつかんで鎌を引くようにして刈り、束ね、足踏み脱穀機を使って脱穀するという一通りの収穫作業に一生懸命取り組んだ。
授業最後の質問時間では「お米の品種によって稲刈りのしやすさに差はありますか」、「米作りで一番大変な作業はなんですか」、「稲はなんで切るではなく刈るというのですか」など活発な質問が行われ、当日指導者として参加していた地元農業委員らが丁寧に回答していた。
体験を終えた大崎朔弥さんは、「なかなかできないことでとても楽しかった。稲の束ね方が普通のひもで結ぶ方法と全然違ってびっくりしたし、難しくて大変だった。自分たちで頑張って作業をしたお米だからきっと美味しいと思う」と声を弾ませていた。
今日収穫したお米は、協力者らによる脱穀、乾燥などの追加作業を経て、11、12月に行われる「感謝祭」で実食する予定という。








