引退試合でチーム44年ぶりの入賞 今後は体操界を盛り上げる取り組みへ
【東近江】 第79回国民スポーツ大会(わたSHIGA輝く国スポ)の会期前競技の一つとして14日、体操競技(成年)の決勝が滋賀ダイハツアリーナ(大津市上田上中野町)で行われ、東近江市出身の深沢こころ選手(23)=公益社団法人滋賀県スポーツ協会=が所属する滋賀県成年女子チームが5位入賞を果たした。深沢選手は「チームのみんなで最後まで明るく走り抜けられてよかった。チームの目標としていた入賞ができたことがすごくうれしい」と喜びを語った。
体操競技(成年女子)滋賀県チームには、深沢選手をリーダーに、小野真奈選手(公益社団法人滋賀県スポーツ協会)、横江恵選手(大阪体育大学)、村部美優選手(中京大学)、吉田紗瑛選手(東海大学)が参画。それぞれが平均台、ゆか、跳馬、段違い平行棒の4種目に挑み、これまでの成果を披露。結果として総合ポイント200・063を獲得し、全国から参加した10チーム中5位入賞となった。同競技(成年女子)で県勢が入賞するのは、1981年のびわこ国体以来、44年ぶりの快挙となる。
競技後、記者団の取材に応じた深沢選手は、「段違い平行棒でミスしてしまったが、最後に着地を止めるところまでしっかりやりきることが出来たので悔いはない」と振り返った。
深沢選手は今年7月、自身のSNSで今回の国スポを引退試合とする旨の発信をしていた。
「自分にとって滋賀国スポが最後と決め、そこまでしっかり走り続けようと頑張ってきた。競技中、会場から大声援が飛んだ時、とてもうれしく、力になった。この舞台を最後にすることができてとても光栄です」と述べ、「今後は、在籍中の大学院で学びを深め、体操界にお返しできるように経験を積み、体操界を盛り上げていけるよう取り組んでいきたい」とし、続けて「地元の東近江市や滋賀県には、この大会でとてもサポートをしてもらい、力になる応援もしてもらった。その恩返しとして、後輩たちの育成や指導にも携わっていければ」と展望を語った。









