国スポきょう開幕
【東近江】 国民スポーツ大会(国スポ)がきょう28日に開幕し、東近江市内の高校生らも出場する。そのなかで注目したいのが、県内唯一ボクシング部がある能登川高校ボクシング部。そして、今年の春に甲子園を沸かした滋賀学園高校の硬式野球部員らが出場するソフトボール少年男子の部など、各会場での活躍に期待が高まっている。高校生活最後となる大会を夏に終えるも、地元開催のスポーツの祭典に生徒たちも熱が入っている。
県内唯一の能登川高ボクシング部 地元舞台に
滋賀学園甲子園球児ソフトボールで国スポへ
能登川高校ボクシング部の歴史は古く、昨年末はボクシング部の専用施設が完成するなど、部員の活動強化に力を入れている。現在在籍する部員らも県や近畿大会で優勝するなど好成績を残しており、強豪として知られる。
国スポには、部員の山本彪牙さん(3年・バンタム級)=東近江市=、小林慶兜さん(3年・フライ級)=東近江市=、杉本理空さん(3年・ライトフライ級)=彦根市=の3人が少年男子の部で出場。また、教員で同部の顧問、墨亮多さん(23)=東近江市=も成年男子ミドル級に挑む。
この4月から同校に赴任し、生徒を指導する傍ら自身のトレーニングに励む墨さんは、2022年の栃木国体にも出場経験がある。今回は階級を上げての挑戦となるが、「スピードを生かしたい」と抱負を語る。また、生徒には「力を出し切ってほしい」とエールを送り、指導にも一層熱が入る。
部員らもアドバイスを送り合いながら技術や動作に磨きをかけている。山本さんは「支えてくれた先生や親に恩返しのつもりで最高の結果を残したい」、小林さんは「良い試合で恩返し、親孝行したい。全てを出し切りたい」、杉本さんは「ボクシングを通して人間性も学ぶことができた。国スポでは全力を尽くしたい」、とそれぞれ闘志を燃やしている。
一方、滋賀学園では、ソフトボールを追う硬式野球部員らの元気な声が響き渡る。
現在、県内高校の男子ソフトボール部は彦根工業と栗東の2校のみで、国スポに向けた人数の拡充と強化のため、経験豊富な滋賀学園の硬式野球部に白羽の矢が立った。県ソフトボール協会らの選考会を経て、2校の部員に加え、手を上げた滋賀学園の有志部員9人の出場が決まった。
練習グラウンドでは、県大会で優勝するなど強豪の女子ソフトボール部と張り合いながら、競技に専念する部員らのはつらつとした姿が目立つ。県スポーツ協会の担当者らも「実力は十分。(熱い)思いもある」と期待を寄せる。
野球部で主将を務めた藤本聖人さんは「監督たちの指導のもとで気持ちも引き締まり、選手みんなが本気で勝ちにいく思いで練習している。滋賀代表として勇気と希望を与えたい」と意気込む。
なお、ボクシングは能登川アリーナ(東近江市山路町・9月29日~10月3日)、ソフトボール少年男子は野村運動公園グラウンド(草津市野村3丁目・9月29日~10月1日)で行われる。










