近江八幡署で交通安全啓発出動式 イオン近江八幡で事故防止呼びかけ
【近江八幡】秋の全国交通安全運動期間中の先月25日、近江八幡署でボートレーサーの松山将吾選手(31)を1日署長に迎えた交通安全啓発出動式が行われた。
松山選手は京都府出身。びわこ競艇場を主戦場とするA1級のトップレーサーで、同署交通課に務める2歳上の警察官の兄から「交通事故防止のために協力してほしい」との依頼を受け、1日署長に任命された。
署長室で青地靖人署長から1日署長の任命を受けた松山選手は、午前10時から署南側の駐車場で行われた啓発活動出動式に出席した。
青地署長は、署員や近江八幡地区交通安全協会、同安全運転管理者協会などの関係者が参集した式で「ボートレースは水上の格闘技といわれる激しい競技で、選手のみなさんは常に0・01秒の戦いに格闘されていると同時にレースでの危険回避や安全ルールを頭に叩き込んで勝負の場に挑まれています。松山選手を1日署長に迎え、(ボート選手の視点から)交通安全への思いやヒントを伝えていただけたらありがたい」とあいさつした。
松山1日署長は「ボートレーサーは、事故防止のため1レース1800メートルの競走に人一倍の注意を払いながらあらゆる危険を予想し、厳しいルールに従ってレースをしています。こうした事故防止の経験は、自動車の運転にも通じることだと思います。交通安全のために一役買うことができたらうれしく思います」と述べた。
このあと、イオン近江八幡ショッピングセンターに出向き、買い物客らに「交通安全に気をつけて」と声をかけながら啓発グッズを配り、事故防止を呼びかけた。
出動式のあと松山選手は「交通安全に対する兄の熱い思いを受けて1日署長を引き受けました。式ではちょっと緊張しましたが、兄がいたので心強かったです」、兄の裕一巡査部長は「兄弟そろって警察官の制服を着て、交通安全を呼びかける機会があるとは思わなかったです。署長をはじめ、関係者のみなさんに感謝したい」と話した。








