市内の中学生19人が参加 分析と考察で成長に生かす
【近江八幡】中学生を対象にした近江八幡市の地域クラブ活動「データサイエンス入門クラブ」が市立八幡東中学校でスタートした。
近江八幡市が、文科系部活動の強化をめざし、データサイエンス分野で全国トップレベルにある滋賀大学データサイエンス学部と同学部大学院生らでつくる近江テック・アカデミー(株)との間で連携、協力協定を締結して同クラブを創設。子どもたちの自律性を養う「生き抜く力」の醸成を目的に活動が始まった。同学部が自治体と協定を結んで中学生を継続的に指導するのは県内初めて。
同クラブは中学校の部活動の一つとして位置づけ、市立、私立を問わず市内の中学生を対象に希望者を募り、男子14人、女子5人の中学生が応募した。
活動は、データを手がかりに課題に対する予測を立て、考案した解決策を同校と滋賀大で発表するまでの内容で来年2月まで計5回行われる。
午後2時からコンピュータ室で行われた開講式で小西理市長は「世の中はありとあらゆるデータを中心に回っており、注目されています。データサイエンスクラブをきっかけに研究の最先端におられる先生方のお話を聞いて、みなさんの未来に向けて1つのインプレッションになることを願っています。思いっきり学んで下さい」とあいさつした。
第1回の講義では「データの世界を見てみよう」をテーマに、コンビニで雨の日は客が少ないことやビールとおむつはよく一緒に売れるのはなぜかのクイズに答えたり、ユーザーの過去の購入履歴やネットページの閲覧回数のデータを分析して、どんな商品を勧めると買ってもらえそうかの仮説を立てたり、スーバーの売り上げを伸ばす仮説を確かめる方法など、身近なデータを使って分析する考え方と応用について学んだ。
参加した鷹飼町の速水陸翔さん(県立守山中3年)は「データ分析に興味があってクラブに応募しました。実際の講義を受けてデータの背景や意味、応用など、いろいろ考察できることが学べて楽しい。将来にきっと役に立つと思う」と話した。
市では、未来の予測が難しい現代にあってデータ分析による様々な課題の発見や解決策の提案までの力を身につけてもらうことを願っている。







