【東近江】 国民スポーツ大会のボクシング競技が能登川アリーナ(東近江市山路町)で開かれ、3日には各階級の決勝が行われた。東近江市からは、能登川高校ボクシング部の山本彪牙選手(3年生)=少年男子バンタム級=と、同部顧問で教員の墨亮多選手(23)=成年男子ミドル級=が決勝に出場し、山本選手が準優勝、墨選手が優勝に輝いた。(古澤和也)
山本選手は、スピードを生かしたアウトボクシングを得意とし、同校ボクシング部から唯一決勝に進んだ。決勝では近距離の打ち合いからダウンを取られて勝利を逃すも、白熱したリング上での打ち合いに会場は大いに沸いた。
試合後山本選手は「自身の持ち味は出せたが、相手が総合的に上回っていた」と振り返り、労う仲間の声援に背に悔し涙を拭った。
一方墨選手は、山本選手のセコンドに立ってアドバイスを送り、この日の最終試合でもある自身の試合に臨んだ。4月に同校に赴任してからは生徒の指導に専念する傍ら、国スポに向け自身も鍛錬を重ねてきた。今回は階級を上げての挑戦。スピード重視の戦術でポイントを稼ぎ、4―1の判定で勝利を収めた。
「負けた生徒のためにも」と決勝に臨んだ墨選手。「生徒や教員、来場者の応援がモチベーションにつながった」と感謝の言葉を並べた。また、「これからも強い選手を育てていきたい」と指導者としての抱負も語った。











