いにしえ偲ぶ 蒲生野短歌会
一足先に夏本番 飛び交う水しぶき
アユ解禁は17日
川開きに向け600キロ放流・今年のアユも大物揃い
信長役に小中の堤喜代司区長
滋賀報知新聞(ニュース)平成12年6月4日(日)第12275号
県議や県土木に要望
1市3町の整備計画
=愛知川左岸道=
(湖東・広域)
愛知川左岸道路等整備促進協議会(沿岸の八日市市と永源寺、五個荘、能登川の三町で構成)の平成十二年度通常総会は、このほど永源寺町産業会館で開かれ、本年度に取り組む事業などを決めたほか、左岸道路の整備計画を話し合った。
総会では、左岸道一部の県道五個荘八日市線(国道8号~同307号の九・二キロ)の早期整備と、残り永源寺町までの四キロの県道昇格を、来賓の地元県議や県土木などに要望した。
今後の計画について各市町は、左岸堤改修工事に合わせた管理用道路の整備(永源寺町)、国道8号~能登川町間の拡幅推進(五個荘町)、八幡橋~五個荘町間の供用開始に向けた道路整備・八幡橋~葉枝見橋間の県道昇格(能登川町)などを打ち出している。
特に八日市市は、県道五個荘八日市線(奥~御河辺橋)の拡幅について蛇砂川八日市新川事業と関連して行い、御河辺橋から国道307号間を県道湖東八日市線(愛知川新橋とインター直結道路)と蛇砂川八日市新川左岸道とともに整備する方針を示している。
いにしえ偲ぶ 蒲生野短歌会
会場で詠む作品を募集
船岡山・万葉まつりメイン
=大賞に 賞金10万円と歌碑建立=
(湖東・八日市市)
今秋開催の蒲生野万葉まつりに先立ち同実行委員会は、会場で詠まれる「蒲生野短歌会」への作品募集を開始した。
同短歌会は、毎年秋に八日市市野口・糠塚両町にまたがる万葉の森船岡山で開かれる蒲生野万葉まつりのメイン行事で、入賞作品が会場で詠み上げられるとともに、大賞(最優秀)に選ばれた短歌が刻み込まれた歌碑を船岡山山頂に建てる。
額田王(ぬかたのおおきみ)と大海人皇子(おおあまのみこ)との相聞歌で知られる万葉の里蒲生野にふさわしい作品や、ゆかりの八日市市を題材にしたものを募集する。県内外や年齢に制限なく、一人二首以内なら誰でも応募できる。
審査会(選者・馬場あき子さん)で蒲生野大賞(賞金十万円)、紫野賞(同五万円)、標野賞(同三万円)の各一首を選ぶほか、特選(七首)と佳作(十首)にそれぞれ記念品を贈る。このほか、大賞作品を歌碑に刻み、来年の同まつりで建立する。
四百字詰め原稿用紙(縦書き)の右半分に作品二首(一首も可)と、左半分に郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号を記入し、出詠料千円(郵便定額小為替)を添え、七月三十一日(必着)までに〒527─8527八日市市緑町10-5、市教委生涯学習課内蒲生野短歌会係(TEL0748-24─5672)へ送付する。自作で未発表に限り、提出後の作品訂正は認めない。表彰式は十月十五日の同まつり会場で行われる。
昨年の短歌会には、全国各地の二百五十人から四百九十二首が寄せられ、県内百十二人(うち市内十七人)、県外から百三十八人の応募があった。七回目を迎えた同短歌会も内容的にレベルも向上し、格調の高さとともに全国展開への定着を裏付けている。
一足先に夏本番 飛び交う水しぶき
市内トップを切ってプール開き
=それぞれの目標を胸に 玉緒小で授業開始=
(湖東・八日市市)
八日市市内の小学校のトップを切って、同市大森町の市立玉緒小学校(岡井眞壽美校長、児童二百八十四人)のプール開きが二日に行われ、全校児童が元気に水しぶきを上げた。
気温二十五度、水温二十二度、初夏のまぶしい日差しが降り注ぐなか、三時間目の授業開始とともに全校児童がプールサイドに集合。
岡井校長が「元気よく泳いで体や皮膚を鍛えましょう、目標を持ってがんばりましょう、安全に十分気をつけましょう」と、これから始まる水泳の授業での心構えを話したのにつづき、全校児童を代表して二年二組奥野由美子さん、四年二組松尾勇馬くん、六年一組田井中龍くんの三人が、それぞれ「クロールに挑戦して、顔を長く水につけられるようにしたい」「二十五メートルを泳いで、水泳が大好きと言えるようになりたい」「クロールで二百メートル泳ぎたい」など、自分自身の今年の“めあて(目標)”を発表した。
先生からの諸注意が行われたあと、六年生がプールへの入り方や泳法などの模範を披露すると、はじめての水泳授業となる一年生は、お兄ちゃん、お姉ちゃんの泳ぎに目を凝らしていた。
このあと、一~二年生は小プール、三~六年生は大プールに次々と入り、水をかけあったり、ちょっと泳いでみるなど、一年ぶりの水の感触を楽しんだ。
アユ解禁は17日
新体制スタート
=愛知川漁協=
(湖東・永源寺町)
組合長と他の役員との対立が続いていた愛知川漁業協同組合は、先月二十八日に開いた総会で任期半ばの河島弘康組合長の退任を了承し、新たに役員を選出するなど新体制で組合運営に取り組むことにした。
アユ友釣り一般解禁が迫っていることから、解禁日を今月十七日(日の出から)と決め、アユ千キロの放流に着手するなど事業正常化に努めている。なお、同組合は新体制になったことから、前河島組合長が会長を務める「愛知川の水をきれいにする会」との関係を断ち切る、との方針を打ち出している。新役員は次のみなさん。
【組合長理事】太田弥三郎【専務理事】野田四十一【総括理事】今若賢治
【理事】松本政一、柿田庄蔵、寺田清一、河合茂、河合正男、吉澤哲司
【代表監事】坂田正美【監事】横山亀尚、北岡定雄
愛知川町漁業協同組合(太田弥三郎組合長)は、間近に迫った太公望待望の愛知川の「川開き」に向け、このほどアユ六百キロを放流した。
川開きは、夏の到来を告げる風物詩として親しまれ、毎年、初日早朝から愛知川周辺は全国各地から訪れた大勢の釣りファンたちが釣糸を垂れる姿でにぎわう。
今回の放流は、高野の紅葉橋以下、上流の政所、愛東町近郊など約十か所で丸一日がかりで実施され、放流されたアユは天ノ川ヤナ漁で捕えた天然物。例年より約一か月程遅いこともあって成長具合も上々で、組合員らは「平均十五センチ、大きいもので二十センチ程度にまで成長した元気いっぱいのアユで、手応えのある釣りが楽しめそう」と笑顔で話す。
解禁は十七日日の出。十日にはさらに四百キロを放流し、釣りファンの期待に備える。
「あづち信長まつり」
信長役に小中の堤喜代司区長
火縄銃の伝統演武・初参加
=きょう午前10時から文芸の郷 =
(湖東・安土町)
多彩な催しで安土町のまちの由来と歴史にふれる「2000あづち信長まつり」が四日、安土文芸の郷で行われる。
2000年の節目を記念する今年のまつりでは、戦国時代の戦術を左右したと言われる火縄銃め鉄砲隊が来場。和歌山県根来(ねごろ)、蒲生郡日野町、大阪府下で保存継承されている古式砲術流儀の演武が繰り広げられる。また、永源寺町の鈴鹿一番太鼓、能登川町の淡海達磨太鼓が初参加し、太鼓の競演でまつりを盛り上げる。
メインイベントの安土信長時代武者行列は午前十一時から県立安土城考古博物館前を出発し、主会場の文芸セミナリヨまでの約一キロコースで戦国絵巻を繰り広げる。行列は、安土中ブラスバンド部を先頭に総勢約五百人が信長時代の武者や姫、少年使節、宣教師などの役柄に扮してパレードする。
武者役は昨年から町内自治会長が扮することになり、今年の信長役には小中の堤喜代司さん、側近の秀吉役には芦刈の山根健一さん、家康役には下豊浦の中村保さんがそれぞれ豪華なよろい姿で乗馬。また、きれいどころの淀君には伴早織さん(西老蘇)、濃姫には鈴木智恵さん(下豊浦)の感謝使節(天正大使)二人が絢爛な衣装をまとって登場する。
メインステージをこれまでの文芸セミナリヨ前の駐車場からポポロ広場野外ステージに移動し、恒例のフラメンコ舞踊のほか歌謡ショーやチンドンショーも繰り広げられる。また、セミナリヨでは、ファションショー、パイプオルガンコンサート、金管バンド演奏が行われ、ステージを飾る。
マリエートでは、信長がその原型をつくったと言われる相撲にちなみ「わんぱく相撲」が行われる。
このほか、駐車場では名物の千人バーベキュー、約五十店舗が軒を並べるフリーマーケットも開かれる。雨天の場合は、安土マリエートに内にイベントを集約して実施する。





