5日間の校外委託実習に取り組む
衆院選公示間近 投票率もあがれ
摘み採りOK 写真コンテストも
竜王町役場隣に完成
滋賀報知新聞(ニュース)平成12年6月9日(金)第12281号
福祉でためた・不正8600万円
八日市市林田町の共同作業所
施設長・本多氏のワンマン経営
=補助金返還も 入所者の処遇改善どこまで=
(湖東・八日市市)
八日市市林田町の社会福祉法人「八身福祉会」(理事長・望田宇三郎前市長)が運営(経営)する障害者通所授産施設で、関連の無認可施設「八身ワークキャンパス」での補助金不正受給ほか、障害者を食い物にしたとみられる法外な繰越金(ためた金)約八千六百万円が明るみに出た。
同市の指導で補助金の一部について自主返還をしているものの、施設全体の体質改善への見通しにまでは至っていない。この問題については、十三と十四両日に開かれる市議会一般質問の中で、二会派の代表が事実関係を問いただす。
法人認可を受け平成九年四月に八身福祉会は、障害者通所授産施設の「八身ワークショップ」(知的障害三十人)と「八身共同印刷」(身体障害三十人)ほか、無認可の「八身ワークキャンパス」(精神障害含む約三十人)の経営に乗り出した。が、この運営に関しては、施設長の本多伊久雄氏が一切を取り仕切っていた。
問題は、昨年七月に県が行った法人監査で発覚した。無認可施設の八身ワークキャンパスについては、市に監督(指導監査)権が存在することから、県の指摘を受け市は独自調査に取りかかった。
認可二施設には、国と市から年に措置費(補助金)約一億円が支払われている。入所者一人当り月額十三~十五万円の換算だ。一方、無認可施設には、県と市から年間約二千五百万円の補助金(一人当たり平均月額七万三千円)が支給されている。
監査の厳しい認可法人会計につじつまを合わせ、比較的ずさんな無認可施設会計で補助金の不正受給や、あってはならない繰越金(余剰金)約八千六百万円をプールしていたものとみられる。
余剰金がでた場合、福祉施設においては入所者のために使用することが義務付けられている。にもかかわらず法外な金額が積み立てられていたことは「福祉を食い物にした」との批判を受けても弁明の余地もないところだ。
県の指摘を受け調査に乗り出した市は、十年度に支払った補助金のうち(使われていない)未執行残が九百六万円あるとみて指導し、今年二月までに自主返還させた。
一方、授産のシートベルト(タカタ)とカーテンレール(ヨコタ)の工賃(給料)は、入所者一人当り月額平均三、四万円が支給されている。作業能力によって最高八万円以上、最低は一万円台といい、賃金格差は否めない。ちなみに、下請けパート(健常者)収入は十万円程度が常識とされている。
八身ワークは、一般の福祉施設と違って趣(おもむき)を異にする。下請け企業的感覚などから余剰金を「設備投資に備えて」との見解を示すが、この種の資金は寄付金で賄うことが義務付けられ、プールされた残金は、たとえ無認可であっても許されることではない。
県と市は、三月に▽授産工賃支給規則の制定と工賃の増額▽前年度繰越金(六百万円)の原状回復▽プール八千六百万円は役員会・保護者会の協議に添い入所者への適正使用―の三点いついて文書で指導した。が、工賃規則を除いて改善策が示されず、四月に入って再度の文書指導を行っている。
前年度繰越の六百万円は、う回の後援会を通じ八身福祉会に寄付され、借入金の返済に充当されている。指導員二十七人を抱え三施設を実質経営する同福祉会だが、実権を握る本多氏に対する「福祉を食い物にした」世間の風当たりは強い。
最高級車トヨタ・マジェスタは血税と入所者の汗と涙か・・・。
5日間の校外委託実習に取り組む
実際の農業体験に光る汗
=八日市南高農業技術科の2年生=
(湖東・八日市市)
県立八日市南高校(山本辰己校長)の農業技術科二年生三十九人が、農家の実態や水稲、野菜、果樹、園芸、酪農、養鶏など実際の知識や技術、職業観や勤労観などを学ぶため、近隣の専業農家で5日から五日間の校外委託実習に取り組んでいる。
彦根市から野洲町までの専業農家の協力を得て毎年実施しているもので、生徒の希望などから、一農家に一人(規模により二人)ずつ委託先を決定、それぞれの農家で指導を受けながら作業を行う。
毎日の作業内容は自己評価とともに実習日誌に記録、実習終了時に委託農家からの報告書とともに学校に提出するほか、同校教諭が委託農家を巡回して、生徒の実習の取り組みの様子を調査指導して、評価に加えることになっている。
生の商品を扱うだけに実習に取り組む生徒たちも真剣そのもの。各農家も学校での学習環境とは違う体験実習から、多くのものを学んでもらいたいと好感をもって指導に当たっている。また、農業への夢や希望につなげる手がかりを見つけ、将来の日本の農業を支える人材に育ってほしいと願っている。
衆院選公示間近 投票率もあがれ
クリーンな選挙を呼びかけ
=八日市選管 啓発ミニ大凧を掲示=

(湖東・八日市市)
八日市市選挙管理委員会(小西清三郎委員長)は十三日の衆院選公示を前に、選挙啓発用の二畳敷八日市大凧を市役所一階通路に掲示し、市役所を訪れる市民に不正のない明るい選挙と有権者の投票を呼びかけている。
凧の図柄は昨年度県明るい選挙啓発ポスターコンクールで優秀賞に輝いたクリーンな選挙を呼びかける大谷未希さん(聖徳中三年)の作品を採用。
市選管と市明るい選挙推進協議会の委員により作製され、先月開催された八日市大凧まつりのミニ八日市大凧コンテストにも参加した。
摘み採りOK 写真コンテストも
赤やピンクのポピー可憐に
=あいとうマーガレットステーション=
(湖東・愛東町)
愛東町妹のあいとうマーガレットステーションの花畑のポピーが咲きほころび、花を摘む子どもたちの姿をレンズに収めるお父さんや、恋人の写真を撮るカップル、交代でポーズをとる女性グループ、シャッターチャンスを狙っているアマチュアカメラマンなどで土曜、日曜は大いににぎわっている。
満開のピークは過ぎたものの、今週末ごろまでは三千平方メートルの花畑を彩る赤やピンクの愛らしい花と一面に漂うやさしい香りが無料で楽しめ、二十本二百円で花を摘みとることもできる。
また、花畑や町内のポピーを題材にしたフォトコンテストの作品を募集している。応募者本人が撮影した作品であれば応募資格や点数に制限はない。サイズはカラープリントキャビネサイズ以上四ツ切まで。
応募の締め切りは七月十日で、同十二日からマーガレットステーション内に展示し、来館者による公開投票で審査し、展示最終日の八月六日に表彰式を行う。入賞作品(一~三席と佳作)には、盾とマーガレットステーションオリジナル商品が贈られる。
応募は、同館備え付けの応募票(コピー可)に必要事項を記入して作品に張り、同館事務局(TEL0749―46―1110)へ郵送または持参する。
竜王町役場隣に完成
福祉ステーション
=総合的なサービス推進=
(湖東・竜王町)
竜王町が昨年十一月から建設を進めてきた福祉ステーション(役場隣)がこのほど完成し、竣工式が行なわれた。
同ステーションには、社会福祉協議会と住民福祉課が入り、介護保険関係の事務、少子化対策事業、その他の保健活動など総合的な福祉サービスを行なう。
総事業費一億千三百万円を投じた施設は、鉄骨造二階建てで、延床面積四百二十平方メートル。一階に事務室と介護ヘルパーの準備室、二階に生きがい交流室が設けられている。
式では、テープカットが行なわれた後、福島茂町長が「心から親しまれる施設にするため努めていきたい」とあいさつした。





