施設充実の国立滋賀病院
救援衣料 15tトラックにいっぱい
「びん細工手まり」ポスト登場
夏目前に舞う水しぶき
日野町
滋賀報知新聞(ニュース)平成12年6月28日(水)第12303号
この道しるべは、慶長六年(一六〇一年)ごろに、日野街道と八日市街道が交差する八日市市上羽田町南方の陣屋前に建てられたものです。
道しるべには、「右 いせ ひの道」「左 八日市みち」と彫り込まれています。右へ行くと蒲生町の稲垂、川合から日野へ、左へ行くと八日市市の市辺、中野を経て同市市街に至ります。
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施設充実の国立滋賀病院
八日市に比良病院を統合整備
循環器・呼吸器・エイズの医療拠点へ
=12月から新体制に 機能訓練や救急部門も強化=
(湖東・八日市市)
厚生省保健医療局は、国立療養所比良病院を国立八日市病院(八日市市五智町町)に統合し、新たに「国立滋賀病院」(仮称)として、今年十二月からスタートさせることを決めた。
比良病院を統合させることによってナショナルセンターとの連携を深め、循環器病と呼吸器疾患(結核を含む)の専門的な医療、臨床研究、教育研修、情報発信の機能を備えた施設として整備する。また、エイズに関する専門的な医療を行い、県下の拠点病院に位置付けるほか、ガン医療にも力を入れる。
ベッド数を二百五十床(一般二百床、結核五十床)に増設し、診療科目も十八診療科に増やした。現在の病院施設を有効に活用しながら、新築の病棟(循環器病五十床、ICU二床、CCU2床を含む)には機能訓練室を設け、診療科増設や救急部門の強化で外来診療部門も増築する。
新築と増設に伴うエネルギー供給のため、電気室や機械室、給食・洗濯・更衣部門を含めたサービス棟を新築する。入院・外来患者にとって快適であるとともに、患者サービス・診療活動、施設管理面において、効率的で使いやすい病院になるよう配慮している。
内科・神経内科・呼吸器科・消化器科・循環器科・小児科・外科・整形外科・脳神経外科・呼吸器外科・心臓血管外科・泌尿器科・眼科・耳鼻いんこう科・リハビリテーション科・放射線科・歯科(入院患者対応)・麻酔科の十八科目の診療を行う。
救援衣料 15tトラックにいっぱい
寄せられた思いとともに難民へ
=愛東町商工会 青年部女性部 運動の輪広がる=
(湖東・愛東町)
愛東町商工会の青年部(石森一男部長)と女性部(山本トシ子部長)が呼びかけた「家庭で眠っている衣料をアジア・アフリカの難民に送ろう」キャンペーンに、たくさんの衣料や救援金が寄せられた。
戦争や自然災害により家を失い、苦しい非難生活を続けているアジアやアフリカの難民に、着る機会もなくタンスや押し入れなどに仕舞ったままになっている衣類や毛布、タオルなどを使ってもらおうと、毎年六月の最終日曜日に実施しており、今年で九回目。
会場となった同町妹の道の駅あいとうマーガレットステーション駐車場には、受付開始の午前十時から段ボール箱を抱えた運動への賛同者が次々と訪れ、午後二時の受付締切まで、三百五十九人(昨年三百二十九人)から、段ボール箱一千十(同九百六十三)個分の衣料が持ち込まれ、昨年積残しが出た十トントラックに替えて用意した十五トントラックもいっぱいになった。中には、旅行の途中に立ち寄った同ステーションでキャンペーンのビラを見て県外から事前に郵送されたものもある。
救援金も十九万二千四百五十(同十五万二千八百七十)円寄せられ、衣料の輸送費に活用される。今回集まった救援衣料は日本救援衣料センターを通じ、来月にミャンマー難民とラオス赤十字社に送られる。
本紙を見てはじめて救援衣料を提供した蒲生町の女性は、「(来年に向けて)また、とっておきます」と受付の女性部員に話していた。
「びん細工手まり」ポスト登場
町のシンボルから情報発信
=新装の駅前に設置 愛知川郵便局=
(湖東・愛知川町)
近江鉄道愛知川駅の町コミュニティハウス「るーぶる愛知川」前に、町の伝統工芸品「びん細工手まり」をかたどった郵便ポストがこのほど登場し、町の話題となっている。
愛知川郵便局(吉岡伸郎局長)が、改築により町の情報発信・観光の拠点として生まれ変わった町の玄関口「愛知川駅」にふさわしく、町が誇る伝統工芸品の普及、町観光や地域の活性化に一役買おうと、町や町観光協会の要望にこたえて近畿郵政局の認可を得て、百四十二万円をかけて特別に製造し、設置したもの。
「びん細工てまり」型ポストは、球形のびんの部分が直径八十センチの透明のアクリル樹脂製で、中に直径七十センチの手まりが描かれた外枠のついたポストが入っており、前面上部に手紙やはがきなど郵便物の投函口が付いている。同局の収集作業も一日二回行われており、普通の郵便ポストと同じように運用されている。
ポストのそばには“葉がき”の語源(葉の裏に字を書くと字が黒く浮かび上がってくる)にもなったという説のあるタラヨウの木も記念に植えられ、IT革命の急速な発展の中で、忘れがちになっている心のこもった手紙文化の良さを再認識してもらおうという願いも込められている。
同局では「このような特殊ポストは全国的にも珍しく、住民や観光客のみなさんと大切に使っていきたい」と話している。また、新ポスト設置にともない、これまで使用していた駅前の仮設ポストは使用できなくなったので、誤って郵便物を投函しないよう呼びかけている。
夏目前に舞う水しぶき
熱戦展開で新記録続々
=能登川町で水泳記録会=
(湖東・能登川町)
プールが最もにぎわう夏のシーズンを前に、能登川町温水プールでは二十五日、第八回を迎える「水泳記録会」(町文化体育振興事業団主催)が開催された。
同記録会は、利用者の体力づくりと日ごろの練習の成果を競うことを目的に開催されているもので、毎年、小学一年生から六十歳以上のお年寄りまでの幅広い年齢層の人たちが参加し、大会新および自己新記録を目指して熱戦を繰り広げている。
ことしは、全四十六競技に約八十人が参加。二階観覧席で友人や家族が見守る中、いずれの出場者たちも自信たっぷりの表情で競技に挑み、キラキラと輝く水しぶきを上げながら見事な泳ぎを披露していた。大会新記録更新者は次のみなさん。
【25メートル自由形】(一般A女子)杉田梢13秒79(一般D男子)藤本次男16秒22(一般D女子)國松澄子24秒74
【25メートルバタフライ】(一般A女子)杉田梢14秒25(一般B女子)林典子16秒68(一般C女子)春本裕子28秒94(一般D男子)野田耕19秒28(一般D女子)30秒50
【25メートル背泳ぎ】(一般A女子)杉田梢15秒29(一般C女子)春本裕子26秒20(一般D女子)國松澄子30秒89
【50メートル自由形】(一般D男子)藤本次男36秒19(一般D女子)國松澄子53秒92
日野町
町立図書館が利用時間延長
貸し出し冊数は倍増
=毎週金曜日は午後9時まで=
(湖東・日野町)
日野町立図書館(同町松尾)は、利用時間を毎週金曜日に限って午後九時まで延長する取り組みを四月から始めた。県内で同様の取り組みを行なっているのは、午後八時までの安土、安曇川両町の図書館を含んで三館のみ。
同館の利用時間は通常、午前十時~午後六時となっているが、仕事の都合や家庭の事情で来館できないとして、これまで利用時間の延長を要望する声があった。図書館職員からも「ぜひ、町民にとって親しまれる図書館にしよう」と望む声が強く、実現した。
この結果、金曜日の一日平均貸し出し冊数は、取り組み以前と比べて、約四百六十五冊からほぼ二倍の約七百九十冊に伸びた。また、来館者は家族連れが多く、これについて小林信一館長は「平日は仕事、土日は家の用事で忙しいが、休日前夜の金曜日は安心して来やすいのでは」と分析している。
ただ、金曜日以外にも利用時間の延長日を設定するとなると、裏方作業である▽日野町役場との事務のやりとり▽本の発注作業や業者との打ち合わせに費やす時間が割かれるため、今のところ難しいとしている。





