春期 メコプロップの基準値超す
輝く湖郷、夏の風物詩
ガラス工芸作家の里帰り個展
世界初ミュージカル仕立て
滋賀報知新聞(ニュース)平成12年8月3日(木)第12344号
民主党・小田氏を軸に最終局面
大詰め迎えた参院補選の候補者選び
市民運動にもウイング!?
=盆前までには発表か=
(全 県)
奥村展三前参院議員の辞職により、衆院選挙後初の国政選挙として、十月五日告示、同二十二日に投開票が行われる参院滋賀選挙区補選(定数一)に、自民党は元東京三菱銀行御成門支店長で故山下元利・元防衛庁長官の長男の山下英利氏(47)、共産党は同党県常任委員の川内卓氏(44)の擁立をそれぞれ決めているが、民主党県連も候補者選定の最終段階に入っている。(石川政実記者)
自民党県連は七月七日、「年齢も若く、フレッシュな民間人であり、父親の功績による知名度も期待できる」(河本英典県連会長)として、山下氏の擁立を発表した。自民党としては、民主党が衆院滋賀小選挙区で唯一議席を確保している1区の川端達夫同党県連会長代行への攻略を視野に入れた最高の隠し玉といえた。
これに続いて共産党県委員会は同月二十一日、同党公認候補として川内氏に決定したと発表した。同氏は、先の衆院選で近畿ブロックの比例代表候補として出馬し落選したばかりだ。同党では強権体質の自公保政権との対決を全面に打ち出していく構えだ。
他党がいち早く候補者擁立を決定しているのに対し、出遅れているのが民主党。同党は、先の衆院選では、非自民、非共産の枠組みでさきがけ、社民、連合滋賀など四者共闘で選挙戦を戦ってきただけに、この総括も踏まえながら候補者の選定を行ってきたが、ほぼ三人に候補者が絞られてきた。
一人は、民主党県連副代表の法雲俊邑氏(52)。龍谷大学社会学部の教授で経営情報学などが専門で温厚な人柄で知られる。伊吹町生まれ。神戸大学大学院留学、ハーバード大学・ノースウエスタン大客員研究員。
二人目は、県議会の重鎮であり、現在は県議会会派の県民ネットの代表でもある石田幸雄県議(68)。県議を五期務め、県議会議長、自民党幹事長などを歴任。人望の高さは、他の県会議員の追随を許さないものがある。石田食品の会長でもあり、政界のみならず県庁幹部、経済界など華麗なる人脈を誇っている。まさに高島郡を代表する政治家である。マキノ町生まれ。明治大学商学部を卒業。

「人類と地球の共生社会実現」を掲げ、平成八年に地球市民会議の代表を務める。公開討論会のプロジェクトを「リンカーン・フォーラム」と名付けて、各地の市民団体や学生に開催を呼びかけている。
民主党県連は、山元勉代表(衆院議員=比例代表)と川端代表代行の両輪で運営されているが、川端氏の発言力が強く、ゼンゼン同盟主導の“企業内組合”論理が最優先され、最近では市民運動との乖離(かいり)が指摘されていた。 それだけに市民運動家の小田氏に絞り込んで硬直化した同党県連の刷新を図ろうとの気運が強まっている。
いずれにせよこの盆前までには、民主党県連は、小田氏の擁立にこぎ着けたいところだ。
春期 メコプロップの基準値超す
県内47ゴルフ場の農薬&水質調査
農薬総使用量は47トン
環境配慮の防除取り組みへ
(全 県)
琵琶湖環境部環境政策課と農政水産部農産普及課による「平成十一年ゴルフ場における農薬使用状況および水質調査」が行われ、このほど同調査結果がまとめられた。
ゴルフ場の農薬使用は「県ゴルフ場における農薬の安全使用に関する指導要綱」(平成四年一月十三日 滋賀県告示第12号)に基づいた指導が行われている。今回の調査は、ホール数が六ホール以上で、ホールの平均距離が七十メートル以上の計四十七ゴルフ場を対象にしたもの。調査期間は平成十一年一月一日から同年十二月三十一日まで。
【農薬使用状況】
総使用量は四七・三トン。その内訳は、殺菌剤が一六、六トン、殺虫剤が一一・六<トン、除草剤一八・六トン、展着剤等〇・五トンとなっている。また、十八ホール当たりの農薬使用量は八百六十九キログラムで、平成元年の二千六百二十四キログラムの三三%。これを使用量別にみると、一~二トン使用したゴルフ場が十九ヶ所(元年十三ヶ所)、一トン未満が二十八ヶ所(元年七ヶ所)。
平成元年の使用量を百とし、平成十一年の使用量を農薬の種類別に見ると、殺菌剤は五十一、殺虫剤は二十二、除草剤三十五、展着剤等十五となっている。なお、月別使用量は春(四月)と秋(十月)に多かった。
これらのことから、ゴルフ場における農薬使用量は気象条件による病害虫の発生状況に応じて変動していることが分かった。県では、効率的な防除方法や農薬の適正使用について、引き続き講習会や立入調査等の指導のほか、生物農薬等を積極的に安全防除指針に登載し、より環境に配慮した防除方法が取り入れられるよう取り組むとしている。
【ゴルフ場使用農薬に係る水質調査結果】
調査時期は、四月~五月の春期と九月~十月の秋期で、要綱対象のゴルフ場(春期四十六ゴルフ場、秋期四十一ゴルフ場)排水口を調べた。採水機関は各県事務所で、滋賀県立衛生環境センターと東レテクノ株式会社が分析している。
なお、分析項目は環境庁がゴルフ場排水口での指針値を定めている三十五農薬有効成分のうち、農薬使用状況と過去の分析結果を考慮して選定した二十五農薬およびその他の一農薬の計二十六農薬(【殺虫剤】四農薬【殺菌剤】八農薬【除草剤】十四農薬)。
調査結果は次の通り。
▽春期調査=排水口において十五農薬が検出された。そのうち、メコプロップについては県の排出水基準値を超えたゴルフ場が二ヶ所。また、滋賀県では使用しないこととなっているシマジン、テルブガルブ(いずれも除草剤)が検出された。他の農薬については県の排出水基準値を超えるものはなかった。
▽秋期調査=排水口において、農薬は検出されなかった。
平成十一年度の調査では、春期調査でメコプロップが県の排出水基準値を超えたゴルフ場が二ケ所あったが、農薬の使用方法等について県が指導したところ、秋期調査では検出されなかった。
また、シマジン、テルブガルブが検出されたが、当該ゴルフ場では近年使用しておらず、県外から購入した芝に付着していたものが流出したことなどが考えられている。購入時に確認することなどが指導され、その後の水質調査ではシマジン、テルブガルブとも検出されなかった。関係機関と連携しながら、生活環境の保全のために監視、指導を続けたいとしている。
輝く湖郷、夏の風物詩
第57回 びわ湖まつり
=イベント&花火大会を紹介=
(全 県)
琵琶湖の恩恵に感謝する「びわ湖まつり」は今年で五十七回目を迎え、湖国各地でエネルギッシュなイベントが行われている。雅楽の調べにのる幽玄の舞や、ロック調の江州音頭、花火大会―など多彩な催しが目白押し。そこで、琵琶湖畔で繰り広げられる主な祭りと花火大会を紹介してみた。
【三日】
ふれあい志賀夏まつり2000(志賀町民グラウンド・午後五時~十時)
【四日】
多賀大社万灯祭多賀音頭総おどり(表参道絵馬通り・午後七時半~九時半)
【五日】
琵琶湖大橋守山堅田合同花火大会(木浜漁港沖・午後八時~八時四十五分)例年より規模を拡大。尺玉やスターマインなど約六百五十発の花火が楽しめ
る。
北びわ湖大花火大会(長浜港一帯・午後七時半~八時四十五分)連続花火など迫力満点。約一万発の花火は「全国で見ておきたい花火ベスト20」に選ばれる。
2000高島町夏まつり(高島町生涯学習センター・午後一時半~十時)
忍者の里夏まつり(甲南町役場周辺・午後一時~九時半)
【六日】
ゆめ街道とっとまつり(豊郷町中山道紅公園周辺・午後一時~八時半)
八幡てんびんまつり(近江八幡市役所周辺・正午~九時)
サマーフェスタinひの2000(日野町役場周辺・午後三時~九時)
彦根万灯流し(彦根市内芹川・午後六時~九時)
夢高原かっとび伊吹2000(伊吹薬草の里文化センター・午前九時~午後三時)
ペーロン競漕(今津町南浜びわ湖岸・午前九時~午後三時半)
【七日】
びわ湖大津夏まつり2000(JR大津駅前中央大通り、なぎさ公園おまつり広場・午前十時~午後九時)湖都の夏の一大イベント。
【八日】
2000びわ湖大花火大会(大津港周辺・午後七時半~八時五十分)琵琶湖周辺で最大級の花火大会で、約一万発の花火が夜空を彩る。
彦根ばやし総おどり大会(彦根市内商店街・午後七時~九時)
【九日】
石山寺千日会と納涼花火(石山寺・千日会午前八時~午後八時半、花火午後八時半~九時)
ガラス工芸作家の里帰り個展
武佐町出身の井上剛氏
=加茂町のカットハウスで16日まで=
(湖東・近江八幡市)
近江八幡市武佐町出身のガラス工芸作家・井上剛氏(29)の作品展が同市加茂町にオープンしたカットハウスモアアヴァンセで開かれている。入場無料で16日まで。
井上氏は 八幡工高から大阪芸術大学に進み、卒業後、ガラス工芸作家を目指して富山市立市民学園富山ガラス造形研究所に入り、才覚を磨いた。98年からは東京国際ガラス学院のティーチングアシスタントを勤め、後進の指導にも当たっている。
94年、大阪・ギャラリー白を皮切りに金沢、東京、長野など各地で個展や展覧会で精力的に作品を発表、また、アメリカやオランダ、台湾などでのガラス工芸作品展に出品するなど世界にも活動の場を広げている。今回の作品展は、優れた若手作家の活躍を地元の人々に知ってもらおうとカットハウスモアアヴァンセの企画で開かれたもので、会場となっている2階展示室には、井上氏の作風の一つである白濁色のガラス角柱を曲線状に連結し、円筒形に形取った大小の作品13点が並べられている。
世界初ミュージカル仕立て
ボリショイサーカス
=9月ミレニアム公演に10人招待=
(湖北・米原町)
世界初ミュージカル仕立てのロシア国立「ボリショイドリームサーカス・ミレニアム特別公演」は、九月二十一~二十四日の四日間、県立文化産業交流会館(米原町)で開催される。
空中ブランコやアクロバット、熊や馬など動物のサーカス、ジョークとユーモラスに満ちたピエロなどが、パフォーマンス溢れる素晴しいストーリーの中で、観客を夢空間へのトリップ体験ができる感動の世界へと導く。
母親を探しに出かけた幼い兄弟が、旅の途中で出会った様々な出来事や多くの仲間から感動、友情、夢と希望などを学ぶ。前売り四千円、当日四千五百円で、三歳以上有料の全席指定となる。チケットは、会場の文産交流会館ほかローソンチケット、米原町商工会、平和堂・アルプラザの各くらしのサービスカウンターで取り扱っている。
このボリショイサーカスに十人が無料招待される。プレゼント希望の人は〒520―2361野洲町北野1-13-18、マクロテック(TEL077―586―6351)へハガキで申し込む。





