徳永信子さんと生徒作品
八日市市役所東側で
竜王町有線放送40周年記念
滋賀報知新聞(ニュース)平成12年10月29日(日)第12443号
八日市駅伝競争大会
31日まで 市外からも出場チーム募る
市役所東広場を発着点に
=1本の熱きタスキつなぐ=
(湖東・八日市市)
第六回八日市駅伝競争大会(八日市市教委・スポーツ少年団主催、体育協会後援)は、十一月十九日に「一本のタスキで熱くなる!」をテーマに開催され、出場チームを今月末まで募集している。六部門のうち市民対抗とスポーツ少年団の部を除き市外のチームも出場できる。
市役所東広場(同市緑町)を発着点に神田、外町、川合寺の各町を周回する特設コースで、午前九時半から六部に分かれてスタートし、各部門の1―3位と区間1位を表彰する。開会式は同八時半。
監督一人、選手五人、補欠三人で一チームを編成し、申込書に参加料(一~三部二千円、四~六部は無料)を添え、三十一日までに布引運動公園体育館内市教委体育課(TEL 0748-24―5674)へ申し込む。
なお監督会議は、十一月十四日午後七時半から布引体育館会議室でと、大会当日午前八時から会場で開かれる。各部の内容と参加資格は次の通り。
【一部】市民対抗の部(十七・七キロ) 市内同一地区の高校生以上で編成。高校生三人以内で男女混合可。
【二部】一般の部(十七・七キロ) 高校生以上で編成(男女混合可)。
【三部】一般女子の部(十四・三キロ) 高校生以上の女子で編成。
【四部】中学男子の部(十七・七キロ) 同一中学校の男子生徒で編成。
【五部】中学女子の部(十四・三キロ) 同一中学校の女子生徒で編成。
【六部】スポーツ少年団の部(十一キロ) 市内同一単位スポーツ少年団員(小学四~六年)で編成。男女混合可。
徳永信子さんと生徒作品
押し花の魅力存分に
=きょうまで 八日市文芸会館=

(湖東・八日市市)
八日市市小脇町で「押し花工房」を開き、押し花の魅力を地域の人たちに広げている押し花インストラクターの徳永信子さんと、主宰する各教室で学ぶ生徒たちの作品を集めた「押し花アート展」が、県立八日市文化芸術会館で開かれている。二十九日まで。
枯れてなくなる運命の花の美しさをいつまでも残すことができ、さまざまな組み合わせによって絵画のような作品ができ上がる。今回は徳永さん自身の作品と会員の作品に加え、日本の押し花の第一人者である杉野宣雄さんや、イギリスやデンマークの有名作家の作品など三百点あまりを展示する。
同じものが二つとできない押し花作品。花の美しさを引き出しながらそれぞれの個性たっぷりにつくられた作品の数々。華やかなムードいっぱいの会場には、花の香りが漂う。
東近江だけでなく、愛知郡、甲賀郡などにも教室を開き、会員の輪も広がった。「これからは、新たな押し花文化の創造と、市の特産品開発などに力を注ぎたい」と、さらなる意欲を見せている。
会場では、牛乳パックを利用した「押し花ハガキ」づくり無料体験会(先着三十人)も開催。見学だけでなく、自分のオリジナル作品づくりで押し花の魅力体感も。
八日市市役所東側で
華やかに菊花展示会
=出品作品出揃う=
(湖東・八日市市)
八日市菊契会による作品展示会が市役所庁舎東側で開かれ、豪華な菊の花が互いの美を競っている。
菊づくり愛好家が、丹精込めて育てた赤、黄、白の見事な菊の花。二十四日から次々と搬入作業が行われ、ほぼ全作品がそろった。
正面玄関側から東側玄関に向けて、九鉢花壇、盆栽作り、福助、だるま作り、競技花、三本組、特作花壇の作品が並ぶ。
同じ花でも育てる人によってそれぞれ出来映えが違ってくる。十一月二日には審査が行われ、その日にあわせて満開となるようそれぞれ調整してきた。三日の八日市秋祭り前後が見ごろになる。展示は十一月十五日ごろまで。
搬入の作業をしていた関係者は、「今年は平均して良い出来。ずば抜けて良いのも悪いのもないようだ」と話していた。
竜王町有線放送40周年記念
戦争の記憶一冊の本に
=終戦番組「平和の鐘」を収録=
(湖東・竜王町)
今年で四十周年を迎える竜王町有線放送(古株喜代蔵組合長)は、今夏まで十五年続いた終戦記念特別番組「平和の鐘」を収録した記念誌を発刊する。
チャイムとともに、おなじみのナレーション「終戦から◯◯年目を迎えようとしています。 あの日、あの時」で始まる同番組は、戦争の悲惨さを子孫に伝えようと昭和六十一年にスタート。毎年終戦記念日の八月十五日前後の三日間、町内の体験者六、七人が、十五分の放送時間で苦しく辛い思い出を語りかけてきた。
これまで八十一人が出演し、うち十七人がすでに物故者。戦争を知る人は年々少なくなり、語り部を探すのは難しい状況に追い込まれ、ついに今年で十五年の幕を閉じることに。
冊子はB6判三百三ページで、千冊印刷した。編集については、戦争体験者七人で構成する委員会が、全てのテープから書き移した原稿を九月から点検。さらに、これまでの出演者に見直しを依頼したり、現在では変わってしまった外国地名の再確認など、細心の注意を払っている。
内容的には、東南アジアや中国大陸、朝鮮半島における戦場や、空襲にさらされた軍需工場、戦時体制に組み込まれた農村など、当時の町民が目撃した「戦地」「銃後」の状況を記録している。今では使わなくなった戦争用語に注釈を入れたり、ふりがなを打つなどして、子どもたちも読めるように工夫した。
編集委員長の古株榮三郎さん(同町小口)は、八日市市にあった第八航空隊に入隊し、東南アジア方面へ従軍。終戦後は二年間の捕虜生活を経て、昭和二十二年に帰国した。フィリピンのバッシ海峡では、所属していた輸送船団二十七隻のうち二十六隻が撃沈され、五千人の人命が失われたという。
「私は奇蹟的に戦争から帰ってこれたが、今の繁栄はたくさんの犠牲と苦労の上に成り立っている。多くの若者に本を読んでもらって、平和の尊さを伝えてほしい」と、切実な思いを編集作業に注ぎ込んだ。
十一月三日に同町公民館で行なわれる有線放送記念式典では、収録風景をステージ上で再現、実際に朗読して発刊披露する。特別番組は今年で終了したが、戦争体験者の記憶は一冊の本を通して、これからも「平和の鐘」を鳴らし続けることになりそうだ。
定価は千円。購入の問い合わせは竜王町有線放送(TEL0748―58―0061)へ。





