大空と遊ぼうヨ!フェスタ2000
お年玉付年賀ハガキで
紅葉の中6・3キロ
蒲生東小で金銭教育研究発表会
滋賀報知新聞(ニュース)平成12年11月15日(水)第12463号
(湖東・八日市市)
緑広がる蒲生野の秋空の下、「大空と遊ぼうヨ!フェスタ2000」(市観光協会主催、市・市教委・八日市商工会議所講演)が八日市市布施町の布施公園でこのほど開催され、“日本初民間飛行場発祥の地”にふさわしい楽しいイベントが繰り広げられた。
開会式では、フェスタ開催に情熱を燃やし、実現に向け大きな功績を残した故・角川敬三氏が、今年度市政功労者表彰で社会功労表彰を受けたことが報告され、参加者全員の拍手でその栄誉をたたえた。
ライトプレーン大会
大会はゴム動力による模型飛行気の滞空時間を競ううもので、一般総合、一般市民、ジュニアの三部門に、全国規模の大会に成長したことを反映して、東は愛知県、西は兵庫県、南は和歌山県まで、県内外から約八十人が自作のライトプレーンを持って参加。
競技は強い風にいかにうまくライトプレーンを乗せるかが鍵となり、風にあおられてすぐに落ちてしまうもの、布施溜を越えて向こう岸まで飛んでいってしまうものなどが続出し、ライトプレーンの行方に選手たちは一喜一憂した。
このほかにも、日本ランキングトップなどの実力を誇るチーム「サンダーボルト」によるスポーツカイトのデモンストレーションや体験、自分で折って誰でも参加できる紙飛行機大会、連凧記録挑戦、凧・竹とんぼ・ブーメラン製作、八日市飛行場展示などや、名物大空なべなどの食べ物や空をテーマにした店、市内食品・酒造メーカーによる特産品販売などのコーナーも人気を集めていた。
お年玉付年賀ハガキで
近江商人の町PR
=きょうから限定発売開始 五個荘町=
(湖東・五個荘町)
五個荘町商工観光課と町観光協会は、二十一世紀最初のあいさつと併せて「近江商人発祥の地・五個荘町」を全国にPRしてもらおうと、町並みを描いた絵をプリントしたオリジナルの年賀ハガキ(お年玉付き)を十五日から発売する。二十一世紀にちなんだ二千百枚の限定発売。
図柄は、大津市在住の画家福山聖子氏が描いた金堂地区の蔵屋敷風景で、同町の観光イベント「ぶらりまちかど美術館・博物館」のPRポスターにも使われていた。
料金は一枚五十円で、同日午前九時から受け付け開始。申し込みおよび問い合わせは五個荘町観光協会(TEL0748-48-2100・48-6678)へ。
このほか、五個荘郵便局では十二月一日から平成十三年一月七日まで、近江商人屋敷や天秤棒を担いだ商人など十三種類の特製スタンプを設置し、年賀状への利用を呼びかけている。無料。
紅葉の中6・3キロ
秋の永源寺を満喫
=県子ども会連合会が「ウォーク」=
(湖東・永源寺町)
県子ども会連合会第三ブロック(八日市、近江八幡、蒲生、竜王、日野、能登川、永源寺、五個荘)のメンバーが十二日、永源寺町内を会場に「ふれあいウォーク」を実施し、紅葉美しい秋の日を満喫した。
第三ブロックに属する二市六町の子ども会会員が、豊かな自然の中で互いに親睦を深め合おうと開かれたもので、当日は会員約二百人に中学・高校・大学生のジュニアリーダーらも加わり、永源寺町民グラウンドを発着点に六・七人一グループになって全長六・三キロを歩いた。
道中に設置されたクイズを解きながらの楽しいウォークで、あっという間にたどり着いた中間点・愛郷の森では、昼食として全員にイワナやきのこ汁も振る舞われ、参加者たちは旬の味覚に舌鼓を打ちながら、全身で感じる秋に笑顔をほころばせていた。
蒲生東小で金銭教育研究発表会
工夫凝らした授業展開
=人・物を通じ自分を見つめる=
(湖東・蒲生町)
ものの大切さを教える「金銭教育研究発表会」の公開授業がこのほど、「人やものとの関わりを通して、自分を見つめていける子」をテーマに、町立蒲生東小学校(田中淳一校長、児童数二百八十七人)で行なわれ、県内の教育関係者や同校の父母が参観に訪れた。
この取り組みは、大量生産・消費の風潮に偏りがちな現代社会で、金銭教育を通じて物の大切さを教えるとともに、リサイクルの実践や地域との関わりなどにつなげようとするもの。県貯蓄広報委員会の委嘱を受けた同校は、平成十一、十二年に児童への指導研究を続けてきた。
総合学習の一環として金銭教育に取り組んできた五年生の授業では、「人やものとの関わりのなかで、自分たちの生活を見直し、よりよい共生のあり方を考える」を教育方針に掲げ、クラスの壁を取り払った三グループを構成し、相互に刺激しながら自主的な学習を進めてきた。
具体的には、各グループごとにバケツ稲を一年間かけて育て、地域の人の協力を得ながら収穫した米で、「ポン菓子」「いもがゆ」「インド料理」を調理してみた。
公開授業では、これまでの取り組みを表にまとめたり、小劇にアレンジして紹介。さらに実際に調理した米料理を、参観に来た父母や教育関係者に試食してもらった。
子どもたちは、これまでの学習を振り返って「思ったように米が収穫できなかったが、家族のお陰でなんとか料理するだけの米が集まって安心した」「授業ではいつも以上に地域の人と話すことができた」と、米作りの難しさや、周囲の協力で成功したことに喜びを感じていた。






