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「大護摩供養」竜王町薬師
竜王町薬師にある近江国薬師山四国八十八ケ所霊場弘法講(山添勝之講元)で、二十二日に「開山七十周年記念~柴燈大護摩供養~」が執り行われる。
讃岐の国(現在の香川県)に生まれた弘法大師が、故郷の四国で山岳修行時代に遍歴した霊跡を総称して「四国八十八ケ所」と呼ぶ。この八十八カ所の霊場を巡る遍路は、幅広い年代層の信仰を集めている。
四国八十八ケ所のように霊場ごとに寺院があるわけではなく、遍路の順路を模して同町薬師の山中には石仏約二百体が安置されている。薬師山の霊場設置を発願したのは、同地区の故・山添栄吉さんだったという。
栄吉さんは、長年、持病に苦しめられ、同町信濃にある安楽寺の故・杉本福善院さんのもとに毎日通い、温灸治療のおかげで全快。その感謝の気持ちを、八十八ケ所霊場を開山することで表そうとした。
高野山の真言宗総本山である金剛峯寺執事長の協力を得て、和歌山県有田郡湯浅町の満願寺にあった無縁仏の尊像を持ち帰った。昭和八年、区長に諮り、住民の賛同を得て開山計画に着手。同十年、滋賀県知事の許可が下り、関係者の用地提供も受け、四国と同じ順路で名札所を準備した。
▲大きな数珠を輪になって回す参詣者ら
それ以来、毎月二十一日には、信者・行者の参詣は絶えることなく、平成八年の開山六十周年では祈願・祈祷の大護摩のほか、数珠玉に信者の名前が入った立派な巨大数珠を約五十人ほどが一つの輪になってお経をあげながら回す百万遍大数珠繰りも行われた。
現在は、信者らが毎年一~二回霊場清掃を行い、参拝者が気持ちよく巡拝できるよう維持活動に取り組んでおり、今年は開山七十周年を迎えることから「柴燈大護摩供養」を催す。
具体的には、京都の和泉寺と寿宝寺の住職が導師を務め、午前十一時半に身体健全や交通安全、商売繁昌、家内安全など護摩木に願意を込め、まず護摩壇に点火し、参詣者による“火渡り”が午後一時半まで続く。同一時四十五分からは、約一時間近く“数珠繰り”を行い、大きな数珠を参詣者が一つの輪になって回す。
関係者らは、「近江国薬師山四国八十八ケ所霊場を一巡するのに約二時間の道中だが、巡拝すれば実に心が壮快な気分になるので足を運んでほしい」と話している。
詳しくは、講元の山添さん(0748―58―0001)へ。







