市民参加型映画で情報発信=出演者・スタッフ随時募集=
地域の情報を、地域のお年寄りの語る思いを通して次代に映像で発信する近江八幡映像プロジェクト2008「遺言~未来への手紙~」の撮影が、近江八幡市内で続けられている。 地域プロデューサーズ「ひょうたんからKO―MO」が、アサヒビール芸術文化財団の助成を受けて取り組んでいるもので、昨年の子どもたちと作った映画「タイムカプセル アドベンチャー」に続く第二弾。 前回同様、映画監督で大阪芸大教授の原一男さんと、その弟子で映像作家の長岡野亜さんの指導の下、公募に応じた十人の市民スタッフが、今回は、ドキュメンタリー映画に挑戦している。 映画は、お年寄りがいつまでも残しておきたいことやもの、思いを「遺言」という形で、カメラに向かって語ってもらい、それぞれのテーマについて取材映像で追跡して行く。今年はじめから出演者やスタッフの募集を行ない、三月から研修や取材活動を続けている。完成・公開は、来年夏か秋ごろの予定。 先日は、重要文化的景観の「近江八幡の水郷」やラムサール条約に登録されたばかりの「西の湖」周辺で、水郷めぐり観光和船の船頭さんが昔を思い出して家族を田舟に乗せ、湖上でジュンジュン(とり肉のすき焼き)を食べるシーンの撮影が行なわれた。 八幡山の山上から、ダイナミックな映像をねらった高所作業(クレーン)車のパケットから、胴長をはいたスタッフが水中に入って水面から、田舟を伴走するボート上からなど、四台のハイビジョンカメラを駆使した、本格ロケを挙行した。一老人のメッセージに止まることなく、近江八幡の自然や文化の魅力を存分にアピールするものとなった。 このほかにも、年間を通じて追跡ロケを行なっているものや、地域活動、若者との交流など、幅広い題材での撮影が、続けられている。 主催者では、やり残したことや会いたい人がいる、行きたい場所があるなど、「遺言」を語ってくれるお年寄り(概ね七十歳以上)と、映画づくりに興味のある人(市民スタッフ)を、随時募集している。応募と問い合せは、近江八幡市マルチメディアセンター(TEL0748―31―0800)まで。






