アースウォーカーと植樹=竜王小と竜王西小=
◇東近江・竜王町 社団法人日本国際民間協力会(NICCO)主催の環境学習講演会「アースウォーカーと木を植えよう」が二十一日、竜王町立竜王小学校と竜王西小学校で開かれた。 講師は、アースウォーカーの中渓宏一氏(37)。大手商社勤務などを経て平成十二年から四年間放浪の旅に出た中渓氏は、南アフリカで“地球を歩いて木を植える男”ことアースウォーカーのポール・コールマン氏と出会った。 ポール氏は、二十世紀の戦争犠牲者一億人分を目標に、環境と平和のメッセージを伝えるため世界各国で植樹活動を続けている。 「戦争は人の命そして自然をも破壊してしまう。木を植えることは、地球に新たな命を与えること」。中渓氏は、ポール氏からの教えを胸に、北海道から東京まで約八カ月かけて踏破し、小学校を中心に子どもたちと木を植えてきた。
同講演会で、中渓氏が植樹の必要性について問いかけると、竜王小学校四・五年生たちは「光合成で二酸化炭素を酸素に変えられるから」や「木の実が鳥など動物のえさになるから」と即答。 もう一つ重要な役割として、中渓氏は人間の生活とも深くかかわりのある降雨を挙げ、「何よりも植樹が楽しいことを感じてほしい。地球が喜ぶことをしていこう」と呼び掛けた。 三十カ国以上を旅した中渓氏のリュックの中身にも興味を持った児童らは、「いくつ小学校を回ったか」や「道に迷うこともあったのか」など質問攻め。「アースウォーカーをしててよかったと思うことは何か」との問いに、中渓氏は「いろんな人と出会ること」と答え、歩くことでつながり合える魅力を伝えた。 地球への感謝の気持ちを込めて、児童らは、中渓氏の指導を受けながら十、二十年後にドングリが実る椎(しい)の木七本を、ビオトープ横のグラウンドに植えた。







