=在来種への影響を懸念=
◇東近江・八日市
市内の河川で魚貝類の生態調査を行っている「東近江市お魚調査隊」(メンバー二十五人)が、在来種ではない謎の黒いカワエビが全市的に増殖していることを確認した。
このカワエビは全長約三センチ、全体が黒く頭から尾にかけて中央に幅約一ミリの黄色い筋が一本あり、市内中心部を流れる河川だけでなく愛知川上流部の和南川でも見つかっている。
報告を受けた市生活環境課職員が琵琶湖博物館に問い合わせたところ、種類は特定できないものの、おそらく中国・朝鮮半島産の外来種で、放流されるアユなどの稚魚に混ざって国内に入ったか、釣り餌の一部が何らかの原因で川に入り、野性化したなどの理由が考えられるといい、似たようなケースは県内の多くの河川でも確認されている。
心配される在来種への影響については、深刻な状況には至っていないものの、在来種のカワエビ、ヌマエビ、テナガエビと比べて生命力・繁殖力が非常に強いため、今後、生息環境を侵す可能性は考えられるといい、調査隊と生活環境裸では「今後も注意して河川の環境を見守っていきたい」と話している。






