空き民家の活用へ 1泊2日で田舎暮らし体験
◇全県/東近江・永源寺 永源寺東部地域で先月末、空き民家の活用や田舎暮らしについて都市と農村住民が語り合う「田舎暮らし体験ツアー」が行われた。 過疎化や高齢化が進む中山間地域の活性化を図ろうと、東近江市と県、県立大学が進める取り組みのひとつで、空き民家の活用や地域活性化に向けて、地元住民と検討が進められてきた。 ツアーは、実際に都市の人々に地域の実態を知ってもらうとともに、地元住民にも都市住民の田舎暮らしに対するニーズを感じてほしいと、日帰りおよび一泊二日の二コースで七つの集落(蓼畑町、杠葉尾町、黄和田町、政所町、箕川町、蛭谷町、君ヶ畑町)を散策したもので、県内外から応募した三十代から七十代までの三十一人が参加した。 参加者らは、地元住民に案内を受けながらそれぞれの集落を散策し、地域の暮らしぶりに質問したり、写真に収めながらゆったりと見学した。箕川町では、地元の山を中心に活動する「永源寺スギファンクラブ」代表の阿野信雄さんから活動内容を聞いたほか、蛭谷町の木地師資料館などを見学し、木地師発祥の地・永源寺の歴史を学んだ。 この後、郷土料理に舌鼓を打ちながら親睦を深める意見交換が行われ、都市から農山村への移住・定住などについて語り合った。宿泊コースの二十人は翌日、こんにゃくづくりや山登り、木工クラフトなどを体験し、豊かな自然に親しんだ。






