「やってみたい」ことができる社会へ
◇東近江・八日市 東近江市役所別館大ホールでこのほど、八日市地区まちづくり協議会の「冒険遊び場・遊育講演会」があり、子育て真っ最中の市民や教育関係者ら約五十人が参加した。 最初に、毎月定期的に開催している八日市冒険遊び場の様子を春夏秋冬のスライドで紹介した後、日本冒険遊び場づくり協会副代表の天野秀昭さんを講師に「遊びは生きる力だ!―教育から遊育へ―」と題した講演が行われた。 講演の中で天野さんは「遊びというのは『やってみたい』という気持ら。それは、面白いか、面白くないか、快か不快の世界で、善悪ではありません。危ない、汚い、うるさい―大人の最も嫌うことが子どもの遊びの中では最も楽しいことで、こうした遊びの中で、子どもは常に限界に挑戦し、失敗や成功を繰り返しながら成長している」と話し、大人の都合ではなく、子どもがやってみたいことができる「子どもが主役」の地域社会づくりを訴えた。 また、子どもの体力は屋外からの様々な刺激よって育まれるため、「自律神経や免疫力などが発達する外遊びはとても大切」と語った。 講演を終え、参加者らは「子どもが外で遊ばなくなったのは、子どもが変わったのではなく、子どもをとりまく環境が変わったから。大人の勝手な価値観がそうさせているのが、よくわかりました」「子どもの持っている生きる力を信じることが大切だと感じました。都市化された生きにくい現代を変えていくのは、子どもが主役の遊び場をつくるコミュニティから始まるのかもしれない」などと感想を述べていた。 翌日、大水公園で八日市冒険遊び場が行われ、遊び場での大人の役割について学び、子どもたちは、泥んこになりながらべッコウ飴づくりやドラム缶風呂など、いろいろな遊びに挑戦していた。






