第24回 びわ湖新年互礼会
◇大津
輝かしい新春の陽光に輝くびわ湖上で新年を祝う「第二十四回びわ湖新年互礼会」(主催・滋賀報知新聞社)が八日、ミシガン船内で行われ、東近江地域を中心とした政治、経済、文化のリーダーや一般市民ら約百人が参加した。
午前十時、参加者を乗せたミシガン船が浜大津港から新春のびわ湖に出港。冠雪の比良山山系を望む船内で市神神社による隆昌祈願祭が営まれ、参加者全員が急激な景気後退で沈む湖国経済の復活を願うと共に今年一年が実り多き年でありますように希望を託した。
このあとの互礼会では、主催者を代表して冨田正敏・滋賀報知新聞社社長があいさつに立ち「戦後から立ち直った日本人には、手と手をつないで苦難を共に乗り越え、復興、発展に取り組んで来たよいところがある。今回の景気後退を好転させる潜在力は持ち合わせている筈である。それにはまず、ふるさと(地域)に力をつけていくことが大事。ふるさとがしっかりすれば、人材も育つ」と年頭の期待を述べた。
続いて澤田史朗副知事が「今年は滋賀にとっても試練の年を迎えた。滋賀の経済状態は全国的もよかっただけに今回の景気の落ち込みは深刻で県としてもしっかり対応していかなければならない。税収は、過去最大の減収となる見込みだが、ピンチをチャンスに切り替え、滋賀の潜在能力の高さを活かし、前向きに施策に取り組んでいきたい」と抱負を述べた。
中村功一東近江市長は「東近江地域は、びわ湖に接する面積は少ないが、下流流域に豊富な水環境を提供しているびわ湖の上流域に暮らす者として、自然環境を大切にすることに責任を持っていかなければならない。びわ湖の水の問題を念頭に置きながら日々の暮らしが送れるよう地域の役割を果たしていきたい」とびわ湖面に目を移しながら環境を大切にする視点を述べた。
また、冨士谷英正近江八幡市長は「昨年から百年に一度とも言われる大変な不況に見舞われているが、こうした有事に強い自治体をつくらなければならない。(行政は)今こそ経済活動がしやすいようにいろんな規制を撤廃するぐらいの覚悟で取り組まなければならない」と景気後退の復活を導く行政の力量が試される年でもあることをあいさつの中で強調した。
代表者の年頭あいさつのあと、年頭賀詞の交歓会が開かれた。






