近江八幡署 発見現場近くで 県外からの行楽客対象に検問
◇全県
昨年五月から六月にかけて近江八幡・大津・草津・東近江の四市六か所の琵琶湖岸で切断された男性の頭部や手足が次々に見つかった事件もこの十七日で一年が経過することから、捜査本部が置かれる近江八幡警察署は、ゴールデンウィークを利用して琵琶湖を訪れる観光客らに情報提供を呼び掛ける車両検問を、両下肢が見つかった湖岸近くの湖周道路沿いにある湖岸緑地公園岡山園地駐車場(牧町)で行った。十七日には、JR近江八幡駅前でも情報提供の啓発活動を行うことにしている。
被害男性の特徴は、年齢四十―六十歳、身長百七十―百八十センチ(あるいはそれ以上)の中肉から肥満型で、左目尻下に約一・五センチのこぶがある。
昨年四月下旬から五月上旬に殺害され、ゴールデンウィークごろに遺棄されたとみられていることから、その時期に合わせた今回の検問実施となった。
検問場所では、署員約二十人が県外ナンバーの車を中心に停車を求め、被害男性の似顔絵や特徴等を印刷したチラシを配りながら、不審な車両や人物を見なかったか、被害者に見覚えはないかなどを尋ね、情報提供の協力を求めた。
これまでに、捜査本部には約百八十件の情報が寄せられているが、被害者の身元を特定できる有力な手掛かりは得らていない。捜査と並行して全国の家出人や行方不明者との照合なども行うなどして、身元の割り出しに全力を注いでいる。二月には、身元不明の殺人事件では全国初となる上限額三百万円の特別報奨金も設定した。
弓場伸一刑事課長は「知り合いで行方不明の方がおられたら、連絡を」と、情報提供を呼びかけた。情報の提供は、捜査本部(TEL0120―32―0027)へ。







