近江商人屋敷で「松竹梅展」
◇東近江・五個荘
雪花のなか変わらぬ緑を湛える歳寒三友として、新春の縁起物を愛でる「第九回松竹梅展」が、五個荘金堂町の近江商人屋敷外村宇兵衛邸で開かれ、枝いっぱいに咲かせた可憐な花からほのかな甘い香りが漂う。
観光客にめでたい気分になってもらおうと、毎年、地元の愛好家「川並愛郷の会」「五個荘盆栽愛好会」が丹誠込めて育てた盆栽で、期間中、いつでも香りが楽しめるよう、梅の開花時を工夫している。
邸内には、樹齢七十―八十年の白梅「黎明」「古希」「鶴ノ舞」を中心に、節々が膨らんだ「布袋竹」、葉色が外側に濃くなっていく「蛇之目松」など約五十鉢が展示されている。いずれも巧緻(こうち)な技と作者の愛情が伝わる見事な枝振りで、ほのかな香りとともに情緒豊かな風情が広がる。また、鉢前に置かれた結界も松・竹・梅の枝を使うなどお洒落心が楽しめる。
二十四日まで。月曜と祝日の翌日休館。開館時間は午前九時半~午後四時半。入館料は大人五百円、小中学生二百五十円(外村繁邸・中江準五郎邸との三館共通)。問い合わせは東近江市観光協会(TEL0748―48―2100)へ。







