新緑に包まれた森に130店が軒を並べる
◇東近江・湖東
東近江市で開かれる新緑イベントの一つ「アートギャラリー・ヘムスロイド2010」が先月の二日間、平成の杜ことうヘムスロイド村(平柳町)で催された。
新緑がまぶしいヘムスロイド村には、様々な分野の工芸家が全国各地から集まり、訪れた人との会話を楽しみながら、作品づくりの実演や展示販売が行われた。
木々の合問のあちこちに陶芸品、木製品、藍染め、革製品、アクセサリー、ガラス工芸など約百三十軒の小さなお店が軒を並べ、普段ひっそりした静かな村に延べ五千人が訪れた。
二日目はあいにくの雨だったが、初夏を感じさせる陽気に恵まれ、工芸作品を身近に感じながら、のんびりと自分自分が気に入った作品を探していた。
今回は例年のイベントに加えて、姉妹都市スウェーデン・レトビック市との交流を深め、地域の活性化につなげようと、スウェーデンコーナーも会場入り口に設けられた。
特産果実のジュースやビスケットなどが振る舞われたほか、直送されてきた工芸品(約百点)が並べられ、レトビック市の紹介パンフレットを持ち帰る人が目立った。
一本の針金で名前(ローマ字)を形どったネームブローチや、不思議な木製の遊び道具に親子連れが集まり、その場で制作された木工アクセサリなどがプレゼントされていた。
市内から訪れた女性は「毎年楽しみにしています。いろんな店の人と話をしながら、品定めするのも楽しみの一つです。孫の土産も探しました」と、満足な笑みを浮かべていた。
ヘムスロイドはスウェーデン語で「手工芸」の意味。旧湖東町の姉妹都市スウェーデン・レトビック市は手工芸が盛んなことから、この村は「ヘムスロイド村」と名付けられている。








