図柄は「心身 健やか」辰2頭と「健」の朱文字の判じ文
◇東近江
来年から三年間、八日市大凧まつりで飛揚される百畳敷八日市大凧の制作が始まった。
作業初日の十日、八日市大凧会館で「のりづけ式」が行われ、同まつり実行委員会会長の西澤久夫東近江市長ら来賓、作業の中心的な役割を担う八日市大凧保存会のメンバー、凧づくり愛好者ら合わせて五十人余りが出席した。
式では、「健康」をテーマに一般から募集した新百畳敷大凧の図柄の審査結果が発表され、優秀賞に東近江市小倉町、古川智葉さん(11)の作品「身も心も健やかに」と近江八幡市西宿町、鳥居美華さん(11)の作品「心身 共 健康作り」が選ばれ、表彰状が贈られた。
応募は、市内十六人、市内を除く県内七人、県外三人の合わせて二十六人から計五十六点の作品が寄せられた。
審査の結果、応募作品をそのまま採用できる最優秀作品はなかったため、優秀賞に選ばれた二人の作品を参考に図柄を検討。凧上部左右に二頭の辰が向かい合い、その下に力強い「健」の朱文字を大きく描いた「心身(辰辰) 健やか」の判じ文に仕上げた。
「健」の筆文字は、今年で同まつりの主役を引退した百畳敷大凧「共生」の「生」の文字を筆書きした市内の書道家・中島陽子さんの紹介で、NHK大河ドラマ「新撰組」の題字を担当した萩野丹雪氏に描いてもらった。
あいさつで西澤市長は「『心身健やか』は、市民一人ひとりの願いでもある。健康を維持することは、なかなか難しいが、八日市大凧は、子どもの健やかな成長を願って揚げられたのが起源であるように、今回の大凧には、市民の健康の願いが込められている。ぜひとも、立派な大凧を完成させてください」と激励した。
続いて、出席者が二人一組のぺアになってタスキを掛け、和紙の一辺にはけで糊をつけ、一枚一枚丁寧に貼り合わせて大凧の完成を祈った。制作作業は毎日、時間を分けて進められ、盆までに完成する予定。
実行委員会では、百畳敷の大凧づくりを体験してみたいという人を募っている。問い合わせは、八日市大凧会館(TEL0748―23―0081)へ。







