近江八幡シルバーの「あきんど塾」
◇東近江・近江八幡市
夏休みの一日を楽しく、有意義に過ごしてもらおうと、社団法人近江八幡市シルバー人材センター(小磯正人理事長)は五日、同市末広町の八幡東子どもセンターで「あきんど塾」を開いた。
子育てや、介護、生きがい、地域づくりなどを目的に取り組んでいる「福祉支援トライアングル事業」の一環として開いた。
この日は、八日市養護学校教諭で、簡単な実験などを通して科学のおもしろさや楽しさを子どもたちに広めている「チャーリーの科学教室」の小倉義昭さん(自称・滋賀のでんじろう)が講師に招かれ、いろんなものを転がしながらある法則を見つけだす「大道仮説実験」で、参加した子どもたち二十九人を科学の魔力に引き込んだ。
三百ミリリットル入りの缶ジュースと、魚肉入り缶詰めを同時に坂を転がすと、どちらが早く転がるか。子どもたちは「重い缶ジュースより軽い魚肉缶詰め」と予想。ところが結果は、缶ジュースだった。
次に魚肉缶詰めを二個連結した。子どもたちは「重くなった魚肉缶詰め」と予想したが、今度も結果は缶ジュースだったことに「エーッ」と、目を丸くして顔を見合わせた。
今度は三個。「長さが長くなったから今度こそ魚肉缶詰め」「軽いから缶ジュース」などと、予想が分れた。さてその結果は、やっぱり、缶ジュースだった。
重さは関係ないようだ。それならと、中身が同じで直径の異なる百五十ミリリットルの缶ビールと三リットルの缶ボトルを転がしてみた。「(缶ジュースもそうだったように)直径の小さい方」を予想。しかし結果は、同時だった。乾電池の単三と単二でもやっぱり同時。直径の違いでもなかった。
フィルムケースに同じ重さになるように水・粘土を入れたもの、生卵とゆで卵を転がすと、水入りのフィルムケースと生卵が早く転がった。
ここで、中身も一緒に転がる固体状よりも、缶(ケース)だけ転がる液体の入った方が、早く転がるというからくりを発見。子どもたちは「なるほど」と、うなずいた。
このあと、カプセルに鉄球を入れてピョコピョコ転がるおもちゃも作って、楽しく遊んだ。
参加者は「おもしろかった。予想は二回しか当たらなかったけど、中身の違いで早さが違ってくるのがよくわかった」と、話していた。







