22日午後6時半から 東近江市石塔町で
◇東近江・蒲生
万燈に映える幽玄の世界へと誘う「第二十一回石塔(せきとう)フェスティバル」が、二十二日午後六時半から東近江市石塔町にある石塔寺境内と石塔交流公園一帯で開催される。
石塔寺には、国指定重要文化財の三重石塔「阿育王塔(アショカオウトウ)」を囲むように三万体の石仏が並ぶ。平安時代に唐へ留学した僧・寂照が「インドのアショカ王が世界へまいた八万四千の石塔の一つが近江に埋まっている」と伝え聞き、当時の天皇が発見したとの説もあるほど、神秘的な光景が広がっている。
この三重石塔は、百済から渡来した人たちによって建立されたとも言われ、東近江市と姉妹都市提携を結んでいる韓国扶餘郡場岩面(チャンアムミョン)にもよく似た形の三重石塔「長蝦里(チャンハリ)三層石塔」が存在し、日韓交流のシンボルとなっている。
昭和初期まで行われていた“万燈会”の復活と日韓交流をテーマに、地元の石塔一区自治会が中心となって平成二年に「石塔フェスティバル」を開催してから、今年で二十一回目を迎える。
当日は、午後六時半の開会宣言を受け、石塔寺へと続く参道沿いに行燈(あんどん)の小径と炎の海が現れ、来場者をやわらかな光で包み込む。
光に導かれて百段以上ある石段を登り切ると、奉納されたろうそくの火と護摩木供養の燃え上がる炎で、阿育王塔が美しく夜空に浮かび上がる。
一方、石塔交流公園イベント広場では、午後七時十分からセレモニーが始まり、アトラクションの“秋山涼子歌謡ショー”と“日野ウインドアンサンブル演奏”へと続く。
また、蒲生商工会による豪華かつ美味な“大鍋祭り”(午後六時半から)や地元特産品などを販売するバザー(同)も催され、最後にお楽しみ抽選会で盛り上がる。
詳しくは、石塔フェスティバル実行委員会(TEL0748―55―4881)へ。







