はちどりの会 救急救命士と共に催す
◇東近江・愛東
はちどりの会(國司まゆ代表、十五人)は九日、医療機関の利用者に患者モラルの必要性を知ってもらおうと、東近江市立愛東図書館で「子どもの医療勉強会」を開いた。
はちどりの会は、コンビニ受信、タクシー代わりの救急車、モンスターペイシェント(医者に文句ばかり言う患者)を少しでも減らさなければ地域医療は成り立たないと、昨年七月に近江八幡市で立ち上げられた。
県内でも初めてのケースとして注目され、消防機関などの協力を得て、子育て中の母親や祖父母を対象にした勉強会を近江八幡を中心に開いてきた。東近江市での開催は、今回が初めて。
愛東図書館には、子育て中(特に幼児)の若いお母さんやおばあさん十三人が集まり、愛知郡広域消防の救急救命士・柴田薫さんが解説する注意点に熱心に耳を傾けた。
救急搬送は(1)急病(2)けが(3)交通事故(4)自損(労働災害)の順に多く、通報から現場到着まで全国平均七・七分を要し、患者との接触まで約十分かかると前置きした。
このことから、通報から救急車到着までの間、家族などの応急手当(人工呼吸、心臓マッサージなど)が救命のポイントになり、通報・応急手当・到着・病院の連携プレーが求められると指摘した。
子どもの様子がおかしかったら「しゃべれない小さな子供を持つ母親にとって、特に応急手当が重要になり、あわてないためにも少しでも知識を見に付けておくことが子供のためになる」とも。
はちどりの会が作成した携帯型リーフレット「子どもの様子がおかしかったら…」や「赤ちゃんと子どもの応急手当て」(県発行)に基づき、発熱、ケガ、ヤケド、頭を打った時、ノドに物が詰まった場合などについて、対処方法を詳しく説明していた。
國司代表は、子どもの様子がおかしかったら、まず落ち着いて子どもの様子をみて、安易に救急車を呼ばず「かかりつけ医か小児救急電話相談(♯八〇〇〇番)に相談して下さい」と注意を促した。







