県下初のプロスポーツチームで、bjリーグ(日本プロバスケットボールリーグ)に所属する“滋賀レイクスターズ”。11月6、7日に東近江市内で初めて開く公式戦へ向け、湖国の星を目指すチームの魅力を紹介する。
「常勝軍団」への進化
身長二百十センチと恵まれた体格で、現役時代に日本一のビックマンとして名をとどろかせた石橋貴俊・新ヘッドコーチ(41)。次の階段を登り始めた滋賀レイクスターズを、確固たる信念と対話重視で、真の戦う集団へ進化させようとしている。
「初めてNBAを観戦したとき、マジック・ジョンソンがドリブルを始めた途端、『ショータイム』の場内アナウンスとともに何かしてくれるのではないかとワクワクした気持ちが、今でも忘れられない」と、無邪気な少年のように目を輝かせる石橋HC。
チームを日本一へ導くことに加え、自らに課す使命はバスケットボールを国内メジャースポーツに引き上げること。NBAで味わった感動と夢を、滋賀レイクスターズの試合で感じてもらうのが一番の近道でもあり、石橋HCは「選手たちに『日本のバスケを良くする』という使命感を持たせて戦わせていきたい」と語る。
さらに、今シーズンのキーワードは“愛”。チームメイトやブースター(ファンの呼称)のことを考えたプレーを追究し、バスケを愛する仲間として対戦チームとも勝負の世界でいい刺激を与え合える関係を目指す。
高い志を掲げることで、選手の心の成長を促し、プロとして戦う意義とチームの結束を深める石橋流のチームづくり。「一人で背負わず、常に選手とコーチが伝え合う風通しのいいチームにし、たくさんの頭脳を結集して戦っていきたい」。
熱い司令官を支える参謀は、今シーズンから就任した根間洋一アシスタントコーチ(31)。富山グラウジーズ時代もHCとACとしてタッグを組んだ二人が、自らのプロ選手経験を生かして、滋賀レイクスターズの新たなプレースタイルを育んでいく。







