竜王町商工会青年部
◇東近江・竜王
竜王町商工会青年部(山本定徳部長)に所属するサンタクロースが二十四日、各トナカイ号に乗って子どもたちが待つ町内五十軒を回り、夢と愛に満ちた幸せな時間をプレゼントした。
毎年、クリスマスイブに姿を現すサンタクロースたち。同会青年部が主催する人気事業“サンタさんがやってくる”に合わせたもので、家族から預かったプレゼントを子どもたちへ届けている。
クリスマスソングとともに「メリークリスマス」の声を聞き、玄関まで駆け出して来た子どもたち。名前を呼んでもらい、プレゼントを受け取ると、サンタの冷えた体を一気に温める最高の笑顔で「ありがとう」の気持ちを伝えた。中には「いつも私にはないから」と期待が薄い妻へのプレゼントを夫から託されているサンタも。
「サンタさんは空を飛べるの」や「どこに住んでいるの」と質問したり、手紙を用意している子どももいて、山本部長は「心温まる言葉が書いてある手紙をもらうことがあり、部員も楽しんでやっている。不景気の中でも子どもたちには夢を持ってほしい。これからも続けていきたい」と話していた。
また、同青年部の犬井真弘さんは、青年部主張発表大会で「応募者の中に母子家庭のお母さんからの便りがあった。『生活のためフルタイムで働き、普段子どもに対して親らしいことが何もできていない。クリスマスの時ぐらいは喜ばせてあげたい』というものだった。当日、その家庭を訪問し、大喜びのお子さんの隣にふと目をやると、目に涙をいっぱいため、私にお礼を言う母親の姿があった。青年部が町民のためにできることの大きさを知った」と実体験を語り、事業継続を固く誓った。
「子どもたちに夢を与え続けてほしい」という町民の要望にこたえ、青年部は相手のことを思い合う聖なる夜を守り続けていく。








