ウィルス感染で高熱続く プールシーズン前に注意
◇全県
県は十六日、咽頭結膜熱の患者数が基準値を超えたことから県内全域に警報を発令し、感染防止への注意を呼びかけている。
県は、管内の指定医療機関(小児科)から報告された週単位の患者総数を指定医療機関数で割った値が「三」を超える県保健所管内の人口が、県人口の三〇%を超えると警報を発令しているが、五月九~十五日の週から全県的に「一」を超え、患者数の増加がみられる流行の兆しがあった。その後、今月六日~十二日の週には、草津で警報基準値の二倍の「六・〇〇」になったのをはじめ、大津市(三・四三)、東近江(三・八〇)となったため、警報を発令した。
咽頭結膜熱は、ウィルス感染により引き起こされる病気で主に発熱やのどの痛み、結膜炎等の症状が現れる。子どもが感染しやすく、プールでの接触やタオルの共用でも感染する場合があることから「プール熱」とも呼ばれている。
毎年、六月ごろから流行しはじめ、七~八月にピークを迎えるが、今年の発生状況は例年より進んでいるとみられる。四十度近い高熱が五日間ほど続いたあと、ほとんど自然に治癒する。特別な治療法はないとされているが、吐き気、頭痛、咳等が激しいときは医療機関の診療を呼びかけている。
流行時には、流水とせっけんによる手洗いやうがいの励行、感染者との密接な接触を控え遊泳タオルの共用を避ける、プールからあがったときはシャワーやうがいをすると予防の効果がある。






