吉田議員「本来の二元代表制の姿でない」
◇全県
滋賀県選出の関西広域連合議会の議員で監査委員を務める吉田清一議員(県議)は二十二日、大阪市内で記者会見を開き、昨年十二月発足から半年が経過して、「二元代表制が機能しているのか疑問を抱くことが多々あった」と構成府県の知事が突出し、議会がないがしろにされる現在の運営に苦言を呈し、来月三日の全員協議会で「議会がどうあるべきか議題にしたい」と述べた。
知事側の突出ぶりに苦言
七府県で構成する同連合は、計画・予算などを決定、推進する執行部である広域連合委員会(各知事が各専門事業の委員会の長を務める)と、議決機関として普通地方公共団体と同等の権限を有する広域連合議会(議員数二十人、構成府県の議会から選出)の二元代表制で運営されている。
この中で吉田議員は「全て報告で済まされ、意思決定機関の議会本来の姿でない。全て知事側が悪いのでなく、議会側も執行部へいろんな形で両輪が回ることをしてこなかった。執行部もマスメディアにのってパフォーマンスしているだけという見方が一部にあり、真剣に考えていかなければならない」と指摘した。
また「橋下大阪府知事を先頭に国の地方機関のまるごと移管を国へ求めているが、きちんとした二元代表制が生かされて、受け皿としての関西広域連合がないと、総務省も本当に関西広域連合に丸ごと移管して大丈夫かと不安に思う」と批判し、「内々の者が、内部組織の脆弱(ぜいじゃく)さを指摘しておかないと、近い将来に穴があく」と話した。







