近江米も放射能汚染調査
◇全県
県はこのほど、近江牛と近江米の放射性物質の検査を実施すると正式発表した。
具体的には、近江牛は、牛肉を解体する滋賀食肉センター(近江八幡市)で十一月から、全頭検査を実施する。このため簡易測定機器数台などを導入する。同センターに設置する簡易測定器で調査し、二五〇ベクレル(キログラム当たり)以上なら、県衛生科学センター(大津市)で精密検査し、五〇〇ベクトル(同)を超えれば出荷停止、五〇〇ベクレル(同)以下でも、出荷自粛要請を行う。ただし必要な機器の導入には時間を要するため、それまでの期間は、県内百八戸の飼育農家を対象に九月から一戸一頭づつの「全戸検査」を実施する。
近江米については、この二十日ごろにも収穫が始まる高島市今津町の出荷前の早場米(玄米)の検査を皮切りに九月上旬まで、県内十九市町から早場米各一点(三キログラム)を県衛生科学センターでサンプリング分析する。二〇〇ベクレル(同)以下なら出荷、二〇〇ベクレル(同)以上なら、対象市町を重点調査地区とし、十五ヘクタール間隔で一点ごとにサンプリング分析して、五〇〇ベクトル(同)以上なら出荷制限、以下なら出荷する。
県では、九月定例県議会に牛の簡易測定機器の購入や人件費などを盛り込んだ二千数百万円程度の補正予算案を提案する方針だ。






