県立文化施設は入場者増
◇全県
県はこのほど、節電対策として夏休み前半に県立文化施設を無料開放して実施した「節電クールライフキャンペーン」の利用状況結果をまとめた。
キャンペーンは、東日本大震災での東京電力福島第一原子力発電所事故後の原子力発電所の稼動問題で夏場の電力不足の懸念が関西でも広がったことを受けて、家族で公共施設を利用してもらうことで家庭での消費電力を減らそうと、七月二十一日から八月十一日まで県内在住の親子・家族連れを対象に、県広報誌かキャンペーンチラシを提示すれば近代美術館・琵琶湖博物館・醒井養鱒場・安土城考古博物館・陶芸の森陶芸館の五施設を無料で利用できるサービスを実施した。
その結果、県立近代美術館が二千百七十五人と昨年同期五百三十九人の約四倍になったのをはじめ、各館とも一割から五割程度利用者が増え、五館合計は五万九千七百十八人となり、昨年同期に比べ一万二千四百六十七人、二十六・四パーセント利用者が増えた。また、全利用者の十八・一パーセント、一万八百二人が無料開放利用者だった。
利用者に行ったアンケートからは、回答者の四十六・六パーセントがはじめてその施設に来場、九十三・九パーセントがこの夏節電に心がけていると回答した。また、他の無料開放施設も利用した人は三十六・五パーセントで、ほぼ全員が無料開放を「とても良かった」または「良かった」と答えている。
意見欄には、「家族とふれあえる機会が増え良かった」「家の電気の消費も減らせる」「近くても来ることのなかった施設に来るきっかけになった」「関西電力のエリア内の人であれば滋賀県の人に限定しなくても良いのでは」などの意見が寄せられた。






