日野の韓国語講座大人気
◇日野
アニョハセヨのあいさつから始まる会話中心の教室―。日野町国際親善協会(野田修一会長)主催の「初心者向け韓国語講座~基本的な文字と挨拶、文化を学ぶ~」(全五回)が、定員を上回る人気ぶりで、教室に老若男女の学ぶ意欲が満ちている。
日野町小野に、約千三百年前に渡来した文化人・鬼室集斯をまつる鬼室神社がある。韓国扶餘郡恩山面には、集斯の父・福信将軍をまつる恩山別神堂があることから、平成二年に姉妹都市提携を締結。
父子の縁が友好の絆へと変わり、両国の中学生や一般住民の訪問のほか、人と人が結びつく草の根交流の輪を広げるべく、毎年、日野町国際親善協会が初心者向け韓国語講座を開いている。
今回は、定員三十人に対して、キャンセル待ちが出るほどの申し込みがあり、日野町内外の二十歳代前半から七十歳代前半まで男女四十人が受講中だ。
一月二十三日から始まった同講座の講師は、龍谷大学非常勤講師の小林純子さん。講座開始前に「アニョハセヨ」と声を掛けながら受講生一人ひとりを出迎え、ハングル文字は「声を出しながら練習すると覚えやすい」と習得のコツを伝授。「実際に使ってみることが大切」として簡単で役立つ会話表現を随所に織り交ぜ、美容やK―POPなど興味を高めるような身近な話題提供も行い、最後に韓国のお茶やお菓子で一服して食文化から異国を感じる時間を設けている。
あっという間の二時間。鬼室神社のある小野の区長で、昨夏に恩山中学校生徒のホームステイを受け入れた植田榮蔵さんは、妻・美江子さんとともに受講、「二度目の受講の今度こそ、少しでも会話ができるようになりたい。ハングル文字は同じような形ばかりで覚えるのが難しいが、こういった学びを続けることが国と国とが仲良くなる最善の道だと思う」と話していた。
今夏は、日野中学校の生徒が訪韓を予定している。








