五個荘野球スポーツ少年団 全国大会出場へ
◇東近江
今年度から全国大会に位置付けられた「第十八回高野山旗全国学童軟式野球大会」(今月二十六~三十日、和歌山県で開催)に、滋賀県代表として五個荘野球スポーツ少年団が出場する。
創部三十年以上を誇る五個荘野球スポーツ少年団は、県大会で優秀な成績を収め、滋賀県代表三チームの一つに選ばれた。同少年団として三回目となる全国大会出場切符を手に入れ、キャプテンの渡辺達也くん(小学六年)は「監督やコーチに教えてもらっていることを、いつも通りにできれば優勝できる。強みであるバッティングからリズムを作り、最後まで気を抜かず、全員で声を出して守備も固めたい」と意気込む。
今年のチームの特長は、渡辺キャプテンの言葉通り、破壊力抜群の“打線”。指導歴十一年の廣田勝美監督(45)は「打しか取りえがない」と謙そんするが、コーチ十一人とともに子どもたちの能力や体格を見極めたチームづくりを実践した成果でもある。
特に、主軸打者として三番、四番を任されている五年生の体格の良さが際立っている。その恵まれた体格とパワーを生かすため、全体の六~七割をバッティング練習に割き、廣田監督も「今年ほど(バットを)振らせた年はない」と言う。
また、平成十七年出場の高野山大会(当時は西日本大会の位置付け)で、遠征経験が少なく体調管理がうまくいかずに二回戦で敗退した苦い経験から、意識的に県外遠征を増やし、どんな環境でも最良の状態に持っていく訓練も重ねてきた。
さらに、初の試みとして食育も実施。保護者の全面協力を得て、練習途中におにぎり・パン・バナナなどを補食する時間を設け、暑い夏も乗り切れるだけの体力強化を図った。
技術・体力に加え、新しい作戦を繰り返し練習するなど、戦術面でのレベルアップも怠ってはいない。こういった努力を土台に、一年生から六年生まで団員二十八人が心一つに、まずは初戦の開成少年(佐賀県)に打ち勝ち、全国五十二チームの小学生球児が集う高野山大会の頂点を目指す。







